「もうちょっと、どうにかならないのかしら」の連続3シーン   ~スマホに夢中~ | 今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

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 「もうちょっと、どうにかならないのかしら」の連続3シーン                                            もやもや  ~スマホに夢中~ もやもや

 

 

出勤の朝、

エレベーターが途中の階で止まると、若い女性がドアの前に立っていました。

おはようございます、と挨拶したのですが、

スマホに見入っているのか、

何も言わずに、エレベーターに乗り込み、ドアの方に向きを変えて、ドアの直前に立ちました。

 

1階に着くと、その女性は、スッと横にずれました。

私を先に通してくれようとしたのだと思います。

 

ところが、

そのエレベーターのドア幅は狭く、その女性は横広のリュックを背負っています。

あいたスペースを通り抜けるためには、

横向きになり、私の荷物もどうにかしなければなりません。

「ありがとうございます、すみませんお先にどうぞ」と声を掛けました。

その女性は、黙って、先に降りていきました。

 

****************

 

駅のホームが改装工事中です。

そのため、

「駅のホームが狭くなっております。黄色の線の内側をお通りください。」

という音声アナウンスが流れます。

けっこうな大音量で、数か所から声が聞こえます。

センサーが設置してあって、その前を人が通ると音声が流れるようになっているようです。

アナウンスが流れないように、センサーの前はさけて、ホームに立ちました。

 

少し離れたところで、男の子が立ち止まりました。

ちょうど、センサーが反応するところです。

男の子の真うしろから、ずっと、大音量の音声アナウンスが流れます。

男の子はスマホの操作をし続けていて、

しばらく待っても、動く気配がありません。

 

思い切って、声を掛けました。

「あなたに反応して、アナウンスが流れていますよ」

「あぁ」と言って、男の子は少しずれました。

アナウンスは、止まりました。

 

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駅から乗ったバスには、すでに乗客がいました。

後からやって来た同僚と、座席に座って近況報告です。

しばらく駅に停車して、バスは出発しました。

 

私たちが降りるバス停に着きました。

最初に降りようとした男の人は、カード残額が足りません。

手に持っていたスマホをポケットに入れると、

リュックからサイフを探し出し、やっと入金すると、バスを降りました。

しかし、カードはもう一度タッチしなければいけなかったのです。

運転手さんに呼び止められて、再操作です。

そのバス停で降りる人は、列を作って待ちました。

 

バスを降りると、同僚は言いました。

「あの男の人、駅で停車している時に、もう乗っていましたよね。

もうちょっと、どうにかならないのかしら・・・。」

 

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立て続けに、ちょっと気になる場面に3回も遭遇した朝でした。

その方たちは、決して悪気があるようには思えません。

場合によっては、気を使っているようでもあります。

スマホに見入っていますが、スマホだけが原因でもなさそうです。

 

想像力、という言葉を

維摩会 春秋館でお聞きしたことを思い出しました。

まわりの様子やこれから起こることを想像して、対応することです。

もちろん正しく想像することが望ましいのですが、なかなか難しいです。

色々なことをたくさん経験して身に付けていくのかなぁ、

と思った朝でした。