一回で治りました ~劇的な効果にお医者さんも驚く~
久しぶりに直接に会った同僚、
すっきりと細くなって、何やらいい感じになっているのですが、
ここのところ、ずっと在宅勤務が続いていました。
「お元気でしたか?」と、ご挨拶です。
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それがですね、
と話し始めてくれたのは、ひどい体調不良の話しでした。
体中の関節や筋肉が痛み出し、動かすと激痛。
食事もままならないようになり、体重も減少、医者に診てもらったそうです。
最初はよくわからなかったそうですが、
リウマチ性の炎症だろうという診断になり、
最終的に、ステロイド剤を投与してもらったそうです。
すると、翌朝から痛みがなくなり、本人も驚くほどで、
薬がよく効いたことを、お医者さんもとても喜んでくれた、とのことでした。
ただ、ステロイド剤は、時間をかけて量を減らしていかなければなりません。
昨日から薬の量を減らし始めたので、また痛みが戻ってこないかと、
ちょっと心配なんですが、
体重は学生時代に戻って、身体は軽いし、
今までになく元気です!
と、ニコニコと話してくれました。
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若い頃のことですが、
朝起きると、頭の左半分が朦朧として重たく、
左の耳は聞こえなくなっていたことがありました。
午前中に総合病院の耳鼻科に行くことができました。
診断結果は、突発性難聴でした。
お医者さんは丁寧に、
副腎皮質系のステロイド剤が、なぜかわからないのだけれど、効く場合が多いこと、
一度のみ始めると、症状が治まっても、きちんと減量しながら薬を飲み続ける必要があること、
副作用の可能性があること、などを説明してくださいました。
頭は気持ちが悪い重たさでうっとおしく、耳も聞こえません。
薬を処方してもらいました。
薬はお昼に飲むことができました。
すると、
その日の夕方には症状が治まり、頭がスッキリして、耳も聞こえるようになったのです。
指示通りに薬を飲み続けて、
三日後に再度、耳鼻科に行きました。
様子を伝えると、お医者さんも劇的な効果に驚いて、
たぶん、症状が出てすぐに投薬したので、大きな効果が出たのかもしれませんね、
とのことでした。
薬をやめるまでには、三週間ほどかかりましたが、
お陰様で症状が再発することもなく、完治できました。
残念ながら、原因もわからないとのことで、
原因がわからなくて、片耳が聞こえなくなる症状を、突発性難聴と呼んでいる、
というのが、その時の説明でした。
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劇的な薬の効果に、驚くと同時に少し怖くもなりました。
薬は毒と同じようなものです。
たくさん飲めばよいというものではなく、適量を守らないとかえって害を及ぼします。
サプリメントなども同じだそうで、
維摩会 春秋館でご注意いただいたことがありました。
痛みや不快感、アレルギー症状などは、ほんとうに耐えがたいものです。
良い薬もたくさん開発されています。
うまく薬と付き合いながら、
基本的な体調管理を忘れないようにしないといけない、と思うのですが、
具合が悪くならないと、なかなか気が付きません。
新年度も始まり、職場はまた忙しくなります。
せめて、あまり不摂生はしないようにしようと、
同僚の話しを聞きながら思ったことでした。