目の前の話し相手は今どこに? ~オンライン繋がり~
オンラインでのつながりが増えました。
距離の感覚が変わってきて、
同時に、
時間の感覚も変化していくのかもしれません。
***************
パソコンに詳しい知りあいが、
プログラミングの新たな勉強を始めた、とのことです。
なんとその先生は、一千キロも離れた北海道にお住まいだそうです。
オンラインでの講座なので参加できる、と言っていました。
***************
コロナで休みになっていた、ヨガの先生、
しばらく前から、オンラインで教室を再開していたとのこと。
直接身体に触ることはできないけれど、
皆で一緒にやりましょう、とお声をかけています。
****************
姪がピアノを習いたい、と言い出したそうです。
実家のピアノは、もう何年も調律をしていないので、
音も狂ってしまったままです。
調律には、実際に来ていただかないとどうにもなりません。
しかし、
ピアノのお稽古は、近所の先生が、
オンラインで教えてくれるそうです。
****************
職場の会議、しばらく前からスカイプで海外とつながっていましたが、
あまり普及した感じはありませんでした。
今は、普通に海外から会議に参加してきます。
議長も多くの参加者も日本在住ですので、日本時間で開催していますが、
現地では何時なのでしょうか。
欠席せずに、参加しています。
****************
色々なところでオンラインの繋がりができてきて、
遠方の方たちの視覚的なつながりが容易になりました。
この人、今ヨーロッパなんだよね、と改めて確認したりします。
物理学上の時間空間の捉え方は、
ニュートンの絶対的な尺度の捉え方から、
アインシュタインの相対的な捉え方に変化した、と、
維摩会 春秋館で勉強しました。
日常生活では、変わらない一定の尺度、と感じていた時間や空間は、
オンラインでのやり取りによって、
感覚的に変わってくるのではないか、と思います。
メタバースの世界が広がれば、さらに変化が大きくなるに違いありません。