なんだかゲールさんとの間にわだかまりを残した気がする。
それでも私は。
久しぶりにエリアンに会いに行く。目指すはタトバ山頂登山路。
エリアンとの出会いもRED STONEがらみだったね。
赤い色の目=ウサギの目、というのRED STONEがらみじゃなければはいたく真っ当な回答だと思うのよ?
あの時は私の立場を詳しく説明するわけにもいかなかったからたいした言い訳もしないでいたけどねー。
情報の偏りからくる連想と思い込みからくることだからね。ヨクアリマス。
情報は力。
同じ事象について得たものに差異があればそれはなにかしらの理由があるわけだし解釈の違いから来るものもあるかもしれない。
復讐?それもお父さんと恋人のため?
悪魔の襲来。
エリアンの口から語られる話は彼女の生活が一辺に引っ繰り返った過去の出来事。
その悪魔はどんなヤツだったのか、と訊ねると「赤い角があったような」と控えめに答えてくれた。
RED STONEを求める理由は人それぞれだ。
それにしてもその悪魔、なぜわざわざRED STONEというヒントを与えて去っていったのか。
復讐心に燃えても無駄だと言いたかったのか。それとも他にワケでも?
エリアンが掴んでいた情報はおそらく私のアプローチ方法とは違う手段やルーツからくるものだったと思う。
確かにその時必要な情報ではなかったけれどもそれでも隠された文書というのはなにかしらのワケがあって隠されていたんだろうし。そもそも私はどこにそういうのがあるのかも知らない(苦笑)
きっとエリアンの情報の引き出しは多い。
エリアンはおそらく思い違いと思い込みの連鎖で相手に間違った情報を与えてしまってたんだろう(とはいえいきなり当たりをひくのだって難しいじゃない?)
違ったことに責任を感じてしまって今こうならば・・・得た情報は回り道であったかもしれないけど損ではなかった、という証明をすればいいんじゃないかしら?
エリアンが消極的になって人に教えてなかった、そして自分でも探しにいくにも躊躇してしまった・・・それも間違ってたら自己嫌悪の嵐に陥ることになるであろうことから真偽のほど確認してない情報の1つ。
岩の下に埋まっているカバンの中に・・・古文書がいっぱい?
- オーディンとのろわれた語り部/スーザン プライス
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
- 秋田むがしこ
- ¥2,940
- Amazon.co.jp
(秋田むがしこは画像がなのが残念ー。県かな?市かな?どっちだろ。その官報のやつにイラストとエッセイを掲載させていると記憶してるです。すごくあったかい絵です。むがしこ、は昔話の方言表現ですよー)
ケモノはきっと容赦なく。一息に。
そして虎といえばコレを連想(トラッカーさんを思い出したけどもスルーした)
- 李陵・山月記 (新潮文庫)/中島 敦
- ¥380
- Amazon.co.jp
- 中島敦 [ちくま日本文学012] (ちくま日本文学)/中島 敦
- ¥924
- Amazon.co.jp
こう・・・なんていうんですかね。
いろいろと絶望して土に埋めるってのもあるんじゃないかと・・・。
単なる魔法書でないと思う、とエリアンは言う。
いろいろと決別して埋めたとしたらそれまで研究してたものもあるかもしれない。
古文書の解読は難しい。
光明が。