収斂について、 | watabeのブログ

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日記で御座います。


 

約束を思い出した真夜中、白濁していく夜に耐え切れなくて、我慢できずに飛び出した、冷たくなってしまった金属が熱くなる頃には、もう明け方の街を彷徨っていた、早くしろと急かすたびに、ゆっくりと今日は色づいていくのでした。

 

全てのものが鮮明に見えた時、儚さに耐え切れなくて泣きだす蝉共、後どのくらいあるのだろう、金属が冷えていく音が聞こえてくる、朝の中で微睡むアナタは、何も気にしていないように得意気に微笑むのでした。

 

約束を果たしたのだろうか、昼下がりには何もかもが歪んでいる、全部嘘だと言って欲しかった、急かされるようにアクセル開けた時、もうこれ以上無理だと震えてた、もういいよって言おうとした瞬間、一瞬で全てが消えて無くなりました。

 

全てがはっきりと分かった時には、儚さに耐え切れなくて泣いていた、もうどのくらい経ったのでしょう、焦げてしまった金属がボロボロに朽ちている、あの時残り僅かな夏を疾走していた私達、もう戻れないと感じた時には涙が零れ落ちておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

よくわかりませんが、
そんな日もあるのでしょうか、
興味がある方はこちらをどうぞ