文字放送でお届けします。



私は関西に住む友人と、九州に住む友人と

3人で深夜に遊びに行きました。


時刻はもう真夜中を過ぎていました。

季節が夏ということもあって、関西人が関西人パワーで

怪談話を振ってきました。


私はちょっとした体験談を二人に語って聞かせました。

関西人はツッコミも流石なので、二人で怪談話合戦になりました。


自分の体験した話は怖くないのですが

人から聞く怪談話はとても怖いので

眠れなくなった責任を関西人に押しつけ、

なんとか別の雑談へ持ち込み

怖い話も忘れて

さぁ、寝ようということになりました。


九州人は、もともと寡黙なので

ずっと黙って聞いていたのですが

帰路について、別れ際という段階に来て突然

「あ、思い出した」と、自らの恐怖体験を語りだすのです。


それは、怪談話というよりは

現実に起きたサスペンスで

違う意味で怖いのです。


もし、自分の身に降りかかったら

一生トラウマになりかねない怖さがあるのです。



時刻はもう夜中の3時を過ぎており

その怖さはとうてい眠りにつくことを許さない内容です。


やめてくれー><

寝かせてくれー><


という私の悲痛な叫びを無視し

九州人は話をどんどん続けるのです。

関西人は、その血がそうさせるのか

どんどんツッコミや合の手を繰り出し

話を進めていくのです。


頼むから・・・ やめてくれ・・・ という

プリーズ状態な私の声は二人に華麗にスルーされ

ほぼ無人の大地で大声で叫び続けました。


いやーーーー!

やめてー!



誰も助けには来てくれません。

8割聞いたところで、泣きながら先に帰りました。