怖い話 の続きいきます。




え?



もういらんて?



・・・・・・・・ 聞きたいくせに^^ (オイ



というか、自分でもこれは怖すぎた体験なので

今まで2~3人にしか話したことはない。







19の冬。


彼氏は自称走り屋さんだった。(爆



いつもは名所の箱根あたりへ行っていたのだが

その日は地元では箱根の次に走り屋コースとして名高い

ヤビツ峠というところへ行った。



私はギャラリーが怖いので、ヤビツの方が好きだった。




今はどうだか知らないが、当時は峠の山頂に

展望台があり、巨大な駐車場と、夜は無人の売店があった。



冬の夜中近くなので、広い駐車場には

2~3台の車が停まっていて、

売店の横に自動販売機が2~3台並んでいるだけで。



国道から山頂までを2往復くらいして、

頂上でジュースを買うことにした。




売店の前で私は助手席から降りて、販売機の前へ歩いた。



私を下ろすとすぐに彼氏は車を広い駐車場で旋回を始めた。





販売機にお金を入れ、ボタンを押した。

飲み物がガタガタっと出てくる音がものすごく響いた。


そのとき、自動販売機の奥の方で

何か気配を感じたが、真っ暗だしそちらを向いても

目の前の販売機のまぶしい明かりで見えるわけもなく。



2本目を買おうと、さらにお金を入れた瞬間

その自動販売機の奥から人が出てきた。




ぎょっとして見ると、

作業着を着た70~80歳くらいのおじいさんだ。



身長は160cmくらいで、骨と皮みたいに非常に痩せていて

目玉が飛び出そうなくらい、目だけが大きい。



その目は見開いたままで、自動販売機にもたれかかるように

ヨロヨロと手を突いて、私の方へ歩いてくる。



販売機がなかったら倒れそうなくらいヨロヨロしながら

あ~、あ~ 言いながら歩いてくる。


私は後ろに後ずさりしながら

やっ! やっ! なに!!!

なんですか!!!><


とかなり大きな声を出して駐車場のほうへ逃げた。




彼氏の車は相変わらず駐車場をぐるぐる旋回している。

こっちなんて見ちゃいない。。。。



車の方へ向かって3mほどダッシュした。



彼氏は私に気がついて、こちらへ車を向けた。

ヘッドライトがまぶしい。


一瞬立ち止まると、おじいさんに追いつかれたのか

方に手をかけられた。



全く重さがないというか、つかまれてるのに

肉厚がないというかなんというか。




その瞬間分かった。




あの、お正月に来る人だ。

あの人だ。





車はまだ10mくらい先にある。



きゃー! と叫んで手を振り解き

ダッシュして、助手席に飛び乗り

車出して!!!!

変な人がついてくる!!!!


とさらに叫んだ。




彼氏がびっくりして車から降りようとする。


降りないで!

いいから早く車出して!



その瞬間、フロントガラスでバン!と音がした。




見ると、おじいさんが運転席側のフロントガラスに両手をついて

車の中を覗き込んでいる。

角度的にどう見ても、ここに両手がつけるわけはない位置だ。




彼氏が うわぁ~! と叫ぶ。

バックして!!!!! と私が絶叫する。



車はすごい勢いで2~30mバックした。




彼氏は車の向きを90度くらい横にして、

下山する道へ向かって

アクセルをベタ踏みした。




駐車場を抜けながら、彼氏が何か言っているが

どうやら「あの爺さん、こんな時間に迷子か?

ほっといていいの? 助けなくていいの?」とかなんとか。



いいから逃げて! と私が叫んだときには

駐車場を抜け、下山する道へはいった。





ヘッドライトに人影が見えたと思った瞬間

ヨロヨロとこっちへ向かってくる。



彼氏は減速した。


ヘッドライトに浮かんだのは、さっきのおじいさん。

そして、ボンネットに手をついて

何か口をパクパクさせている。




どうみても、生きてるようにしか見えない。



でも、あのヨロヨロで、

こんな短時間に、ここまで移動できる距離じゃない。


見える動作はヨロヨロなのに、走るより早い移動距離。

もう説明なんてつかない・・・・・




車を停止させようとする彼氏に

私は絶叫しながら

これ、幽霊だから!!!!

と叫んだ。



その瞬間おじいさんが目の前で消えた。





彼氏が 早く言えよ! と言って猛スピードで下山する。



ものすごいドリフトだ。(笑)

いつもこうならスゴイのに・・・と思った。(オイ





今でも説明がつかないが

それ以来、そのおじいさんは現れていない。




どこから見ても、生きてるようにしか見えなかった。




それ以来、昼も夜もヤビツには行っていない。