UNさんがアメブロを卒業してしまった。
非常に残念である。
私は(知っている人は知っているが)
人様の日記はあまり見ないようにしている。
理由は影響されやすいから(ダサw)
UNさんの日記はたまにまとめ読みしていた。
ジグでは1度しかPTを組んだことは無く
それでもお互いその野良PTを覚えていたのは
運命だろうかなんだろうか?(笑)
昔、イソップ童話に凝っていた私は
うらねこさんのアメブロ終了は
「きつねと葡萄」を思い出させる。
きつねさんに負けてしまったのだろうか・・( ´Д⊂ヽ
新しい日記は見に行けないけど、
お話はできるようになったから・・・それで我慢しようw
UNさんがくれた言葉を私もそっくり返そう。
いつかアメブロに戻ってくることを楽しみにしています。
|-`).。oO(死んじゃうのはキツネの方なんだぞ・・・)
◆きつねと葡萄
その木の葡萄は高いところになっていました。
きつねはしばらくその木を見ていましたが、
「どうせあの葡萄は甘くもないし、すっぱいんだ」 きつねは葡萄を諦めました。
ふらふら歩くと栗の木があり、ちょっと高いところに実がなっていました。
「どうせあの栗は甘くもないし、苦いんだ」 きつねは栗を諦めました。
よろよろと歩くと今度は柿の木をみつけました。
やはりちょっとだけ高いところに実がなっていました。
「どうせあの柿は甘くもないし、渋いんだ」 きつねは柿を諦めました。
そうして季節は冬になりました。もう、葡萄も栗も柿もありません。
もう少しがんばって実を取るんだったと後悔してもあとの祭りです。
きつねは最後の力を振り絞り、なんとか自分の巣穴に戻ってきました。
巣穴の奥をふと見ると、
向こうにおいしそうなあんころ餅がいっぱい積んであるのが見えました。
しかし寒さと空腹感でもう動く気力もありません。
それでもきつねは少しずつ奥の方に這ってゆきました。
その時きつねは気づきました。
こんなところにあんころ餅があるわけがないではないか。
これは夢に違いない。
寒さで夢を見ているのだ。
起きるんだ。
起きなければ死んでしまうぞ。
寒い冬でした。
雪はしんしんと降り積もり、巣穴の入り口を塞ぎました。
きつねは精一杯眠くなるのをこらえましたが、それでも何度も夢を見ました。
夢の中ではあんころ餅は目の前にありました。
甘い匂いもしました。
でも、はっと我に返って周りを見回しても、
雪に閉ざされた巣穴の中は冷え切って真っ暗でした。
かすかに夢で嗅いだ甘い匂いが感じられる気がします。
きつねは一生懸命匂いを嗅ぎました。
匂いを嗅いであんころ餅の夢を見ました。
夢の中のあんころ餅はあとすこし手を伸ばせば食べられそうに近くにありました。
一段と寒い夜でした。巣穴の天井からはつららが下がりました。
きつねはとうとう、夢の中のあんころ餅を食べることに成功しました。
とても甘いおいしいあんころ餅でした。
夢はいつまでたっても覚めませんでした。
きつねはいつまでもあんころ餅を食べ続けました。
春になりました。洞穴を覆っていた雪を、山にやってきた狩人が掘りました。
山に来たときの食料とするために
去年のうちに穴の中に隠しておいたあんころ餅を取り出すためです。
「あれ、こんなところにきつねがいるよ」
骨と皮だけになった痩せたきつねは、
山と積まれたあんころ餅の目の前で、安らかに幸福そうに死んでいました。
狩人は訳が分からず、なんども首をひねりました。
「こんなにおいしいそうなあんころ餅の前にいて、どうしてきつねは餓死してしまったのだろう」
きつねは天国からその一部始終を見ていました。
そして一言つぶやきました。
「どうせあのあんころ餅は甘くもないし、辛いんだ」