昔の名前

昔の名前

世界のかたすみで。

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廊下に出てくる5ちびーず
もも「あ~、やっと終わったよ~。特に今日のシスターの話はわっかんなかったよ。いつも何言ってんだかわかんないけどさっ」
チグラーシャ「あのさ、今日のは話じゃなくて歌だよ。お経みたいだけど。シスター、はにゅうの宿って歌、歌ってたみたいだよ」
ひげ「いずれにせよ疲れたよ」

シスター「あなたたち」
 
5ちびーず、ふるえあがる
 「ヒャー!」
 シスター、バスローブにシャワーキャップを被っている。顎には泡状のシェービングクリーム。
シスター「あなたたち、わたくしのひげ剃り機見なかった?」
ひげ「あの、洗面所に落ちていたので教会の慈悲の箱に入れておきました。礼拝に来られた方のご寄付だと思って・・・」
シスター「あ、そう」
 シスター、廊下を行ってしまう。靴音がコツコツと響く
 もも、あっかんべえをシスターの後ろ姿にむかって
もも「べ~っだ」 
 シスター、くるりと振り向いて、
シスター「あ、それから」
 もも、舌を噛む
シスター「あなたたち、むだなおしゃべりはそのへんにしてサッサッと掃除を済ましておしまいなさい。そして、早くお休みなさい。ああ、お祈りも忘れずにね」
 シスター、コツコツと靴音を残して行ってしまう

もも「ア~、びっくりした。舌噛んじゃったよ」
チグラーシャ「ぼくもびっくりしたじょ。シスター、ひげ、あるんだ・・・」
こま「掃除、しましょうか・・・」
ひげ「そうね・・・」

配役イメージ シスター・原田芳雄(友情出演)

もも「ちぇっ、やんなっちゃうなぁ。明日から朝食のパン、バターだけだって。のりの佃煮のっけて食べるの好きなんだけどなぁ」
みた「ちっょと、暴れただけじゃない」
こま「ほら、あんたたちサボッてないで」
ひげ「あのさ、シスター、みったんが柱と間違えてシスターに飛びついたときさ、片方のおっぱいずれてなかった?」
もも「何言ってんだよ。あれ、おっぱいなんかじゃないぜ。あれはラグビーボール」
みた「シスター、学生時代はラグビー部の主将だったんだって。みったん、こっそりシスターのカバンの中にあった写真見ちゃった」

 廊下に大きな黒い影法師
 シスターの声が響く
 「あなたたち」

チグラーシャ「今夜はシスターが泊まれない日だじょ。だからぼくが寝ずの見張りだじょ。緊張するじょ。さっき大好物の銀のスプーンをおなかいっぱい食べておいたんだ。だって朝まで起きてなきゃいけないだろ。ふぁぁ。でも、おなかがいっぱいでなんだかちょっと眠くなってきた。いやいやダメだ。ぼくがみんなを守るんだじょ」

チグラーシャ「ぷっ!ももちゃん、いきなり何すんだよ!」
もも「大きい声だすからよ。いい?チグラーシャ、これはトップ、シークレットッ!なのよ・・・」

   なにやらひそひそ・・・

チグラーシャ「え゛ーッ!ももちゃんってばほんとは白猫なのー!そいでもって、それはおかっぱのキジ柄三色ヘルメットなのーッ!うわー、ぼく気がつかなかったよォ。すごいね、ももちゃんってッ」
もも「ふふふん。でもって秘密はそれだけじゃないんだからっ」
チグラーシャ「わぁ、教えてよ。ぼく誰にも言わないッ」
もも「ふふふん、ふふふん。それはね。つづくッ!」

もも「チグラーシャァー、いーいこと教えてあげようかぁー」
チグラーシャ「なに?なに?はやく教えてよっ」
もも「シッ!」