あーあ、県大会に繋がる、今年度最後の公式戦の支部予選抽選会に行ってきた。

長いようで短かかったなぁ。
泣いても笑っても、あいつらと戦える試合は、もうない。
毎年、この大会の抽選会で痛感する。
つーか、俺だけが感じてるんやろな。

6年には、一つ一つの試合が、小学生で2度と来ない試合になるのに、それが感じてこない。
今年に限ったことじゃないが。

俺達指導者って、毎年「今年はどんなチームに仕上げようか?」から始まって、軸になる選手を作り、太い幹を育て、そこから枝、葉を伸ばし、風にも雨にも負けない、立派な樹木になって欲しいと思い作り上げてる。
種から育てて、大樹にして、その大樹から種をもらって、また次の年の樹を育てる。
その繰り返しなんだよな。

育て上げた大樹も、中日旗を最後に、次の樹を育てるために、引っこ抜いて場所を譲らなくちゃならん。

中日旗終わったら、引っこ抜かれるんだよ。
陽のあたる場所で育てられたのが、枝をはらわれ、葉っぱをはぎ取られ、次の樹のための肥やしになっちゃう。
1番にコートに入れたのが、後輩がコートに入り、コートの外でボール拾い。
今までの先輩を見て、その光景も知ってるだろう。

なら、なら、残りの試合、今までの自分を変えてみたらどうだ?
ボール拾いになる前に。


やるか、やらないかは、お前達次第。
俺が変えるわけじゃない。