昨日の支部予選の最終戦は、お互い全勝で県大会を決めての戦い。

実質的な順位決定戦になりました。

新人戦では直接対決のないまま、支部予選ではうちが一位抜けで相手は二位。県大会では、これまた直接対決がないまま、うちが二位で相手が三位。

東海大会の順位決定戦で公式戦初対決、圧倒的な力負けで悔しい思いとリベンジを誓い、今回の全日本に望みました。

結果は、東海大会と同じくストレート負け。

ただ結果が同じだけで、内容は全く別。バレーのルール上では、レッツは負けました。でも、『心』の採点なら、ストレート勝ちですよ。彼らと一緒に戦って来たなかで、間違いなくベストゲームと言えるでしょう。

昨晩、県大会の抽選に行く車中でキャプテンが『下宮戦の時のタイとレン(共に四年生)凄かった』

相手の主砲(174cm)が打ち込む渾身のスパイクを、わずか128cmのタイが、後ろに吹っ飛ばされながら必死にレシーブする。

相手がこれでもかとクロスに切り替えたスパイクを、今度はレンが飛び込む。

そりゃ、セッターに返すなんて無理な話。それでも、壁に当たりながらも繋ぐ仲間達。

今日、僕は声が枯れてます。多分、スタッフも後援会の方々も同じじゃないかと。

今までのベストゲームが、負け試合だったのも変ですが、この負けは僕のせいであり、チームの為にと思い、敢えてベンチワークもせずに、観客でいました。

下宮に絶対に勝たなきゃいけないのは、昨日じゃなく県大会を順調に勝ち抜き、県大会2日目の準決勝です。

うちは第二シード。下宮は第三シード。夏の県大会の準決勝で対戦するのは、五ヶ月前からわかってます。
昨日の試合は、後援会の方々に無理を言い、ビデオの録画位置まで指定し、僕はギャラリーから、自分なりにデータをとらせてもらいたした。

あと、3週間でどこまで選手達に伝えられるか。色々変更する意味の説明と、昨日と同じ『心』で戦う準備をすることが、僕の一番の仕事でしょう。