ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回から、

ミリオンセラー

嫌われる勇気

 

 

を紹介、解説していきます(^^)

 

この本、

2013年12月に発売以来、

なんと200万部以上!

売れているミリオンセラーなので、

お読みになっている方も多いと思います。

 

私は、はじめて読んだとき、

内容にぐいぐい引き込まれて、

夢中になって読んだ記憶があります(^^;

 

今、読み返しても、

改めて、すばらしい本だと感じます!

 

一度、読まれた方も、

復習の意味で、

このブログをご一読いただければ

嬉しいです(^^)

 

この本、タイトルの副題が、

 

自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

とあるように、

アドラー心理学を、

哲人(岸見一郎先生)と青年(古賀史健さん)

が対話する形式で進みます。

(ソクラテスとプラトンの対話のように)

 

青年が、時には、怒ったり、

反発したりしながら・・・

 

これが、私たち読者の気持ちを

代弁してくれているようで、

いい味出しているんですね。

 

おかげで、感情移入しながら、

岸見先生流アドラー心理学の教えを、

「自分事」として

読み進めることができます(^^;

 

アドラーとは、

フロイト、ユングと並び称される、

世界の心理学者の3大巨頭の1人です。

 

いまでは、すっかり有名になりましたが、

日本でブレイクしたのは、

おそらく、この本がきっかけだと思います。

 

カーネギーの

有名な自己啓発書、

人を動かす

道は開ける

や、

私が、一回目~のブログで、

初めて紹介させていただいた作品

「7つの習慣」

 

 

も、アドラー心理学の影響を

受けているといいます。

 

この本のイントロダクションで、

哲人(岸見先生)はこう述べます。

 

「世界はどこまでもシンプルである」

「人は変われる」

「誰もが幸福になれる」

 

青年(古賀さん)は、

さっそく反発します(^^;

 

そんなことは、

到底受け入れられない!

 

世界は複雑怪奇であり、

矛盾に満ちている。

 

人々は、不安に打ち震え、

自己中心的に生きている。

 

それが現代社会だ、と。

 

哲人は答えます。

 

世界がそうなのではなく、

あなたがそう見ているだけだと。

 

 

人は誰しも、

客観的な世界に

住んでいるのではなく、

自らが意味づけをほどこした

主観的な世界に住んでいます。

 

あなたが見ている世界は、

わたしが見ている世界とは違うし、

およそ誰とも共有しえない

世界でしょう。

 

それを、

井戸水のたとえで説明しています。

 

 

井戸水の温度は

年間を通じてほぼ18度で

一定しています。

 

これは誰が測定しても同じ、

客観の数字です。

 

しかし、

夏にのむ井戸水は

冷たく感じるし、

冬に飲むと

温かく感じます。

 

温度計では常に

18度を保っているのに、

夏と冬では

感じ方が違うわけです。

 

なるほど、

 

つまり、

私たちは、自らの主観で世界を見ている。

したがって、

主観を変える、

すなわち、私たち自身が変われば、

世界は、

シンプルな姿を取り戻すというのです。

 

いってみれば、

複雑怪奇に見えるのは、

主観というサングラスを

かけているからかもしれない。

 

そのサングラスを外したら、

まぶしいかもしれないが、

外して、世界を直視すれば、

そこがシンプルだということが分かる。

 

問題は、

その「勇気」があるかどうかだといいます。

 

「勇気」?

 

次回に続きますね(^^;

 

今回も最後までお読みくださって、

有り難うございました(^^)