野口嘉則さんの著書、
を紹介しています。
「3つの真実」の
1番目は、
「人間は肉体を超えた存在である」
2番目は、
「人生は自分の心を映し出す鏡である」
(鏡の法則)
そして、
今回紹介する3番目は、
「感情は感じれば解放される」
です。
主人公の経営者と同じで、
実は、私、
感情と向き合うのは苦手です(・_・;)
特に、20~30代のころは、
感情、特にネガティブな感情を受け入れて感じると、
感情と一体化してしまい、何だか自分が弱くなるような気がして、
目をそらしてしまうことが多かったです。
老人は言います。
「仕事におけるコミュニケーションでも、
事実や理屈を伝えることが中心になっていて、
感情が無視されるケースが多い」
「そんな環境にいると、感じないで考える癖がついてしまう。
自分の心がなにを幸せと感じているかに気づかないまま、
どうすれば勝てるかばかりを考えておる」
「そんな者がいかに多いことだろう」
私は、そんな者の一人です(・_・;)
老人は続けます。
「多くの人間は、自分の感情に気づいていないために、
感情に振り回されておる。
逆に、自分の感情に気づくと、
その感情に支配されにくくなるのじゃ」
たしかに、若いころは、
感情的になってしまうことが多かったような気がします。
(今でもけっこうありますが・・・)
感情に、気づくということは、
ある意味、
感情を、客観的に眺めるということなので、
むしろ、一体化しないのだと思います。
逆に、
感情を、抑圧(見て見ぬふりを)すると、
いずれ無意識から感情があふれ出てきて、
振り回されてしまうのかもしれません。
特に、私が振り回されるのは、
「怒り」の感情です。
老人によると、
「怒り」は二次感情で、
一次感情である、
「不安」や「悲しみ」や「みじめな気持ち」などの感情を、
感じることへの怖れから生じるといいます。
やっぱり怖れなんですね。
怒りをコントロールするためには、
一次感情である、
ネガティブな感情を感じて味わうことが、
必要なんですね。
老人は言います。
「いつも感情を抑圧して生きると、
感情のセンサーが鈍ってきて、
自分の内面を感じられなくなってしまう」
「その結果、喜びや充実感や安らぎにも鈍感になってしまい、
本当のしあわせを見失うのじゃ」
「人は、自分の中のネガティブな感情に向き合っていないと、
他人のネガティブな感情を受け止めることができない」
「たとえば、自分の中の悲しみを抑圧している者は、
他人が悲しみを感じることも抑圧したくなるのじゃ」
私のことです(・_・;)
とくに身近な人に対してやってしまいがちです・・・
野口嘉則さんの「オンライン自己実現塾」で、
「自己発見と自分交響曲」
をいう考え方を学びました。
マインドフルネスともいいますが、
「気づく自分」が、
いわば、オーケストラの指揮者(観察自我)。
自分の中にある、
様々な「感情」や「欲求」が、
オーケストラの楽器の演奏者(サブパーソナリティ)。
指揮者が、
「頑張りや」「さぼりや」「前向き」「ネガティブ」
といった、
様々な楽器の演奏者の言い分を聞いて、認めて、
音を鳴らせる。
そして、
その、いろいろな楽器の音を組み合わせて、
壮大な交響曲を奏でる。
それが人生なんですね。
このように、
自分の中のいろいろな感情を受け入れるということ、
つまり「自己受容」ですが、
口でいうほど簡単ではなく、
私の人生の中でずっと追い続ける、深いテーマでもあります。
少しづつ、着実に取り組んでいきたいと思っています。
今回もお読みくださいまして、
有り難うございました。
まだ、3つの真実は続きます(^^;