『かないくん』 谷川俊太郎 作
この絵本は、アート本や絵本がたくさん置いてあって
時々個展をやっているCafeで、小学4年生のYちゃんが
「ねえねえセーラ、この本知ってる?」
と見せてくれた絵本。
谷川俊太郎 作
松本大洋 絵
谷川俊太郎が織りなす言葉と、
昭和な絵。
読み終わって、んっ?てなった。
Yちゃんと少し話した。
このページのこの文章が・・・この絵が・・・
気になっていて、手元にほしくなった。
届いてすぐ昨夜、中学3年生たちに読み聞かせを
した。受験生。目的に向かって悩む歩く日々に
物語で心に潤いを・・・
と思ったけど、潤いになったかな。
この物語のなかで、2人も人が死んじゃう。
けれども、さすが谷川俊太郎さん。
絶望的ではない。淡々と生きている延長線上に
死があるっていう気がしてくる。
生きることを強めてくれる気がする。
不思議な読後感。
まだ消化不良ではあるけれど、物語とはそういう
ものかもしれない。何度も取り出して、なぞって
はっとして・・・
大人だって物語が必要。
大人だから物語が必要では・・・
