写真集『砂漠の太陽』
ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳さんの
写真集です。
由佳さんは、
大学山岳部でヒマラヤ登山、その美しさに惹かれ、
2006年にはK2登頂に成功した女性。思い焦がれていた
K2登頂を達成した後は、「自分が求めていくのは山の頂上ではなく
自然と共存しながら生きる人々の姿と気づいた」
と一昨年夏の講演会で話していたことを覚えています。
ヒマラヤ登頂、K2登頂のときのお話し、生死を彷徨ったような
感覚になったことや、その時の心境など、
命をかけて挑んだ世界の山々の話に心が揺さぶられました。
それでも、素の由佳さんは”ファイター!”のようでもなく
折目正しいチャーミングな方、私は彼女と震災ボランティアを
しているときに出会いました。
写真集『砂漠の太陽』は、彼女が自分の足で歩いたトルコ、
シリア、イラン、イラクで出会った人々の
小さな日常の一コマを切り取り、その空の下で降りてきた
言葉を綴ったもの。自費出版です。
私は、ほんとうに彼女の写真と言葉が好きで、
彼女の世界に触れると、心が澄んだような気持ちになります。
物と情報に溢れた日本について、
生きることの深さについて、考えさせられます。






