"The Gift of Nothing" | セーラの風便り

"The Gift of Nothing"

『週末絵本カフェ』←(私の英会話教室主宰、洋書絵本を愉しむ会)

が近づき、毎日絵本のことを考えて暮らしています。

1年に一回の絵本の日、みんなが絵本を開いてみているなか、
私も1冊か2冊、大好きな絵本に出逢い本棚の絵本が増えて
いきます。

去年出会ってから何度も開いてしまう絵本。
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The Gift of Nothing
by Patrick MeDonnell

こんなお話しです。

MoochはベストフレンドのEarlへのプレゼントは何にしようか・・・
考えます。

Earlは、何でも持っているしな~
考える、思う、考える、思う・・・

そうだ!!
ある時、Moochは思いつきます。

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Nothingを贈ろう!!

Nothing・・・
でもさー  みんな「何もない」っていうけど、
僕が知る限り、みんな何かしてるよね、何かあるよね。
何か何か・・・

悩んだMoochはショッピングに出かけます。
でも、nothingは売っていない・・・

とぼとぼ家に戻ったMoochは、nothingを箱に詰めて、
更に大きい箱に詰め直して、Earlの家に届けます。

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「何にもないよ」とEarl。
「何にもないよね、だけど・・・」

とMooch。
Earlに、気持ちが伝わる瞬間。

ここでいつも私は胸キュンになる。

Nothingを一緒に味わう豊かさ。
Nothingを贈るまでの時間と想い。

究極の贈り物。  

Nothingを贈る、人間にはなかなかそうはいかないけれど、
こういうセンスがとても好き。

何にしようかな~ 考えている時間そのものがその人へのgift

贈り物を送るということは、目に見えないメッセージも
一緒に贈ることだから。
あなたを大切に思っています。ありがとう。・・・など。

作者は、禅を学んだのかな、東洋的な思想に傾倒しているのかな。

物が溢れ、情報が溢れるこの世の中だからこそnothingの
豊かさを感じます。

最後のページが素敵ですよ。
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 and everything・・・