もし、「家族との時間を大事にしたいから起業を始めることをやめよう」
と思っているなら、大きな間違いです。
起業に興味がなく、家族関係も安定していて幸せを感じる日常を送っているなら別です。
けれど、「家族関係の悩みを解決できる自分になってから、起業しよう」
と思って「むふー」とした顔をしてたら、ハリセンで思い切りツッコむ事案なのです。
家族はラスボス
悩みを家族関係から取り組んでも解決は訪れません。
まずは、「自分を大切にできるようになる」ことが大事です。
自分が何が好きで、
自分はどんな人といると居心地がよくて
自分は、何ができるのか
今、何を感じているのか
そういったことをひとつひとつ向き合えるようになっていくと、自然と家族関係は変わります。
例えば、毒親であることは世間で言うほど問題ではありません。
一番の問題は、毒親から離れられないこと。
毒親から立ち直るためには、いろいろな人と話して様々な「愛情の形」を知り、
いろいろな経験をして、「毒親から刻まれたもの」の存在を小さくしていくことが必要です。
けれど、ひどい罵声を浴びている子ほど、大人になっても親と一緒に暮らそうとします。
歳をとっても、親がいないと存在できない生きモノであり続けることが問題なのです。
そんな状態では、どんなに経験をつもうと、家に帰るとリセットされて、親から刻まれた価値観しか見えなくなります。
そして、親のことを恨むだけのマシーンになっていくのです。
乗り越えなくてもいい
小さくしていくこと。
すると少しずつ、
「ああ、そうか」と終わっていきます。
これは、親子関係だけではありません。
旦那様とのパートナーシップも同じです。
では、どうやって経験をつけていけばいいのか。
それは、起業が一番です。
なぜなら、自分の生活圏外の人脈を作ることができるからです。
自己啓発本に書かれていることは、新しい人脈から試していくといい練習になります。
例えば、「人にお願いしてみよう」という自己啓発本にありがちなミッションを
家族からはじめて「できない」と絶望するのは当たり前です。
家族はラスボス
まずは、めったに会わない
「今までの自分を知らない人」の前でやってみることで小さなスタートにしないといけません。
そうやって、新しい人脈の中で、いろいろな自分を試しながら、
いろいろな価値観を知り、
いろいろな経験が「家族」の存在を小さくしたとき、うっかり家族関係が変わってしまうのです。
家族問題は捨てましょう。
解決を諦めるぐらいでちょうどいい。
1日1時間でもいい。
10分でもいい。
自分のために生きてあげる時間を作ってあげてください。
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