強さってなんだろ? | ごっこ遊びdeキャラメイク☆ヒカリサス☆山本麻生(ヤマモトマイ)

ごっこ遊びdeキャラメイク☆ヒカリサス☆山本麻生(ヤマモトマイ)

成長するまでに封印したキャラをやりたいことに合わせてごっこ遊びで開放するキャラメイキングのお手伝い
漫画好き

私は、マスター同期のが好きだ。

好きというより、桃の中に一番しんどかったときの私がいて、桃が笑うとそのときの自分が笑う。

桃を引っ張りまわして、ああ、なんだ、こんな世界もあったんだ、と言わせたいと常々思ってしまう。

 

きっかけは、マスター中、直接電話したときだった。

「私には、生きることを選ぶしかなかった」

と桃が言った。

私も同じだった。

桃とは状況も向き合った内容も違う。

同じと言ってしまうのは失礼なのかもしれない。

でも、その言葉は、かつての…今もときどき私の中に燃えている想いだ。

 

私の過去を聞いて、平和に生きてきた人達は「強いね」と言う。

それしか言葉をつなげることができないのも知ってる。

でも、私は、ずっと選ぶか死ぬかしかない人生だった。

いつも「死」が隣にあった。

選ぶ自由があって、しんどいことを選ぶなら「強い」のだと思う。

どんなに苦しくても、乗り越えることができたなら「強い」のだと思う。

挫折ばっかり、進むこともできず、後戻りもできず、ただただ、眺めることしかできない。

それを「強い」と言われると、泣きそうになる。

あなたなら、どうしますか?

死ぬんですか?

とりあえず、口に食べ物を押し込み、体を動かし、時間が過ぎるのを待つだけしかできない。

生きてる感覚もなく、ただ息をして目の前のことをこなすしかできない。

それを「強い」とあなたは言うんですか?

 

あなたのように温かい家族に囲まれ、

困れば手を差し伸べてくれる存在はいないんです。

私には、私を利用しようとする親しかいないんです。

自分で処理しなかったら、死ぬしかないんです。

あなたは、彼氏でも作ればいいと言う。

温かい家庭を知らない私は、温かい寝床をどうしても作れないんです。

 

今は、選ぶしかなかった人生も、ビビりの私には必要だったと思うし、なぜ、乗り越えることができなかったのか、温かい寝床を作れなかったのか、それもわかってきた。

しんどい思いをした引き換えに、いろんな人がいろんな人生を教えてくれた。

しんどさは、共感を呼ぶ。

カウンセラーを目指す前に、おまえになら、言ってもいい。と、心の一番奥を開いてくれた人がたくさんいた。

だからこんな気持ちになることもなかったんだけど、ここ数日の疲れか、久しぶりに湧いてきたので文章にしてみた。

 

私が何を選ぶしかなかったのかは、また後日。