「美術館デビュー」を果たしたお兄ちゃん。
初めて行ったのは兵庫県立美術館の
『怖い絵展』でした。
次に行ったのは、あべのハルカス美術館の
『北斎展』。
そして、最近行ったのが
京都国立近代美術館の『ゴッホ展』。
この3つの展示会へ行って学んだこと…
美術館へ行くには
予習が大事!!
もちろん、予習せずに行って
その場で、自分の気に入った作品を探すのも
美術館の楽しみ方の1つです。
でも、しっかりと予習をしてから行った方が
より深く作品を楽しめるし
記憶にも残りやすい!!
『怖い絵展』は、展示会の趣旨だけ理解して
誰のどんな作品があるのかは
ほとんど知らずに行きました。
絵の横には詳しい解説が書かれていたし
音声ガイドも借りたので
予習なしでも十分楽しめましたが
記憶の残り具合はイマイチです…
そりゃ、「初見」の絵画や「初耳」の情報が
次々と現れるので
情報量が多過ぎて覚えられません
一方、画集などで予習をしてから行った
『北斎展』と『ゴッホ展』は
かなり鮮明に記憶が残っています!
「画集で見たことある絵」が大半だったし
知ってる情報に+αが加わる形なので
新情報というより深情報。
だから、記憶にも残りやすい
折角、時間と労力とお金を掛けて
子どもを展示会へ連れていくのだから、後々
「◯◯展?あー、そう言えば行ったねー!
でも、何を見たか覚えてないわー」
と、言われるより
「◯◯展で本物が見られて嬉しかった
思ってたより大きくて驚いた!
あと、△△が□□なのは初めて知った!」
と、言って欲しい(笑)
そのためには、美術館へ行く前の
予習が大事!!
(2回目)
春休みに行く予定の
『レゴ®で作った世界遺産展』用に
世界遺産の本を読ませているのもその為です。
「世界遺産展行ったけど、
金閣寺と姫路城しか覚えてないわー
あ!外国のでっかい協会があったね。
どこの国のか覚えてないけど…」
じゃ、徒労過ぎる
でも、予習の強要はしていません
(1) 興味のありそうな展示会へ
お兄ちゃんを誘ってみる。
⬇︎
(2) お兄ちゃん「行きたい!!」
⬇︎
(3) 「じゃぁ、この本、読んでみたら?
展示会がもっと楽しくなると思うよ」と
予習用の本を渡す。
⬇︎
(4) 北斎展やゴッホ展で
「予習したおかげで、より楽しめた」
という成功体験をしているので
素直に予習する。
⬇︎
(5) 展示会がますます楽しみになる
⬇︎ ⬆︎
(6) ますます予習する。
私がすべきは(1)の情報収集と
(3)の予習本の調達ですが、
実は(1)の前段階で
(0) お兄ちゃんが興味を持つように
種を蒔いておく
が一番大事だったりします