宿命の対決 | 元ボクシング世界王者 飲食店開業への道 

宿命の対決

昨日は、日本ウェルター級タイトルマッチ

在日同士の頂上決戦を観戦して来ました。


チャレンジャーの尹の方は、

大学、そして、今の会社まで同じ直属の後輩です。

もちろん尹側の応援でしたが、

先輩、後輩に当たる本人同士は、さぞや複雑な心境だったろうに‥

とはいえ、周りの在日同胞応援団達は、

世紀の一戦にかなり盛り上がっていました。

後楽園ホールもほぼ在日で埋め尽くされたんじゃないかと思うぐらい、

韓国、朝鮮語が飛び交っていました。

先輩、後輩の知り合いもいっぱいでした。

それほど注目された一戦


1ラウンドからお互いどっちも引かない打撃戦

前半は際どくチャンピオンのポイント優勢

後半からチャレンジャーが盛り返し、チャンピオンをフラつかせる場面もあり、

一進一退の素晴らしい攻防戦でした。

結局、最後までどっちが勝ったかわからない程、

お互い差がありませんでした。

結果は2対1の判定でチャンピオン初防衛

後楽園ホールは盛り上がってましたが、

僅差をモノにできなかった尹の気持ちを察すると自分も複雑でした。

試合後、控え室に行きましたが、

やはり尹の落胆ぶりは相当でした。

自分も選手としての気持ちが痛いほどわかるので、

掛ける言葉も見つからず、挨拶だけして帰りました。

これからも後輩たちには頑張って貰いたいし、

尹も敗戦を糧に必ず這い上がってほしい。

自分も負けずに頑張ろうと思った一日でした。

在日ボクサーが日本ボクシング界を盛り上げ、

在日社会を盛り上げる。

素晴らしいじゃないですか。

もっとそういう興行や、

在日ボクサーの活躍が多くなる事を願っています。

個人の意地とプライド、周りの期待、

自分自身の夢と希望を拳に込めて、

頑張ろう!ボクサー!

頑張れ!自分!




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