人は誰もが耳に心地良い言葉を好むもの、
耳に痛い言葉を嫌うもの。
心ある人の諫める言葉を嫌い、
甘い言葉を好んで
自身を破滅へと追い込む。
これからの世はそういった者達が
増えていくだろう。
心ある者が先行きを憂い、
少しでも流れを変えようとしても、
他の言葉に耳を傾ける者は少ない。
その結果として
またあの悲惨な戦争が始まったとしても、
なんら不思議ではない。
今度こそ核爆弾によって
この国は壊滅的な被害を被ることに
なるのかもしれない。
食物が育たず、
人ず住めない荒れ果てた地と
なったとしても、
なんら不思議ではない。
それもまた時代の流れと言ってしまえば
それまでのことでしかない。