人の心は儚い夢の如く人の心は儚い。千里千年先の世にあっても届けと願う想いも、ほんの僅かなことですぐさま忘れられる。幾星霜の年月を過ぎようとも、叶わぬ願いや思いはないものか?とさえ問い行く。儚い思いを見届けて、いつかまた出会うその時まで、その者がいたことを忘れずにいるのが人に在らざる者の生き様なのかも知れない。