原付でうぃーーーんと走行中。
ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ...
ゴゴゴゴゴゴガガガガガガギゴギガギゴギ
ゴゴゴゴゴゴｵｵｵｵｵ
え？？、
なになに？！？、
えて？！
途中で原付を止め
おばあちゃんのタバコやさんの目の前に止まり
確認した。
まわりをみても
ん？なんだ？？
なに？？
気のせい？
でもおかしい。
よく見てみると、タイヤに釘が刺さってるではないか！！
しかも先月タイヤを交換したばかりの......
12000円...
釘は意気揚々とした表情で刺さっている...
おれは苛立った！
勢いよく抜いて捨ててやろうと思いきりぬいてやった！
するとやはり悪魔がきた。
ぴゅ～ぅぅぴゅ～～～
なんとも脱力感たっぷりの効果音で
タイヤの空気が抜けた。
なんとかしなければ、、、
このままじゃ家へ帰れない...
半泣きのおれはあたりをさがした。
おばあちゃんはなにも表情をかえない。
なにがおこったかもしらないだろう。
俺がひざまづいている膝のしたに誰が噛んだかもわからないポイ捨てされたガムが落ちている...
ふざけるな...
ポイっと足で蹴り払い落ち込み続けた。
...
ん？ガム？
そーだ！ガムだ！
おれは落ちていたガムをタイヤに押し付け、空気が出ないようにするというエジソン並みの発明を考えた！！
普段ガムの捨てカスほど世の中にいらないとおもっていた！
しかし、
本日
なによりも宝だ！！
おれはあたりを探した！やみくもにガムを探した！
するとなんとまぁあるではないか、あるではないか！！！！
しかもかたーーいガムだ！
質もいいし、ほどよい粘着！！
うわぁぁぁぁなんだろうこの感覚。
おれはひとつ目のガムにだめ押しで固いガムのカスを
埋め込んだ！
ぴゅ～～～～～～～～～
ぴゅ～
...
止まった。
おれはこの日ほどガムの捨てカスを見て天を仰いだことはない。
ありがとう。ガム！！
おれはガムを愛してやまない。
これからはポイ捨てをしようとおもう。
、
それはちがう！！！！
初投稿でした。