数日前に、美顔器のことを書いたが、
ソレを読んだ同い年の友人Y子が、読むや否や(おそらく)
速攻でLINEを寄越し、前置きも何もすっ飛ばして
「どの美顔器や、教えろ教えるんや。」
みたいなことを言ってきたのだった。
教えたけどなかなか返事が来ないので、風呂にでも入ったのかと
思っていたら、数分後に
「買った、待ち切れん。」
みたいな。 本気感がマジだし。
あの女があんなに本気になったところを、幼稚園時代からこの時まで
私は見たことがなかった。(見てないけど。)
この迫力あるLINEのおかげで、100人ぐらいから一気に反応が来たとき
のような(来たことないけど)インパクトを受けた気持ちを
味わえた。
💛 💛 💛
私と同じく、Y子も最近のおのれの劣化ぶりに焦りを感じていたらしいが、
先週見たときは別にゼンゼン問題なかったので、一応そう伝えたら、
Y子から見た私もゼンゼン問題ないように見えるという。
そうなのだ。
同年配のどの友人に会っても
(なんで私だけこーなの?)
と思わされることばかりで、
(コイツには勝った)
と思ったことのある相手が、そういえば一人だけいるけど、
それ以外いないのだが、どうもこれまでに色々なオバハンらと
話してきた感じでは、みんなそうらしい。
大多数のオバハンが
「他のオバハンの劣化度<自分の劣化度」
と感じているようなのだ。
しかし、他人から見たら大丈夫らしいと知っても、
そんなもんゼンゼン安心はできない。
自分の目には「大丈夫な自分」とやらは絶対に映らないからだ。
そして私らは、夜な夜な一人で一生懸命カガミを見、
ささいなシワやタルミを見いだしては、
ギャアアアーーなんんんじゃゴラアアアアア!!!!!
ってなって、断崖絶壁な感じに陥り、他のコトには容易に出さぬ
ような金額をポンと出して、老化を止めるか止めないまでももしかしたらちょっとだけゆっくりにしてくれないとも限らないかもしれない道具を
「買わなかったら死ぬ!!!!!」
みたいに思いつめて買ってしまうのだ。
ああ、かわいそうに!
無理もない。だって私ら、こないだまでおねえちゃんだったんだもの。
顔と体がオバハンになる速度と気持ちの切り替えが
ゼンゼン連動してないのはどういうわけだろう。
おねえちゃんが、ある朝、見た鏡にオバハンが映ってたら、
びっくりしてパニックになって「終わった!」思うと思うが、
それをオバハンは毎日やって、まだすぐ後ろにおねえちゃんを引きずった
ままの心で、痛々しく受け止めていかないといけないのだ。
だから、すがる思いで音波とか電波とかをカオに!!!!
そうして私ら、女、続けてます。
なんか演歌できそう。
__________________
NHKをぶっ壊す!!