日曜日の昼はヘルパーさんが来ないから
バアサンの昼ご飯の用意をしなくては、
と思って冷蔵庫を開けたら
ビックリするぐらい何もなかったので、
台所中を探して以下のものをかき集めた:
缶詰のロブスターのビスク
イングリッシュマフィン1コ
サワー種のライ麦パン(4㎝×8㎝)1枚
クラッカー1包(6枚入り)
梨1コ
昨日友達がくれたロールケーキ1/2切れ
昨日友達がくれたプリン1個
以上にクリームチーズと豚のリエットを足して
バアサンのところへ行った。
なんだか嵐で交通の途絶えた離れ小島の
3日目の晩ごはん、みたいで
夫だったら許してくれないと思うが
バアサンなら許してくれるかな、と期待と心配半分ずつであったが、
許すどころか、なんだか喜んでいた。
目先が変わったのが良かったのかもしれない。
いつどこで買ったか全く覚えていない
缶詰のロブスターのビスクであるが、
当然賞味期限を5カ月ほど過ぎていたから
ちょうど良かった。
いや、「ちょうど」 ってほどでもないかもしれないが。
バアサンが これは何かと問うので、
分からないだろうな、とは思ったものの、とりあえず
「ロブスターのビスク」
と答えたら、分からないというより聞こえなくて
「ダレのナニ?」
と聞き返されたのが、ちょっと怖かった。
”ダレかのナニか”でできているスープ
って怖いなって感じ。
しばし怖さにひるんだが、気を取り直して
「いや、ロブスターの、ビスク!」
ボリュームを上げて言ったら
「ああ、ロブスターのビスケット。」
といって大納得していた。
この、どこから見てもスープとしか思えないものを
「ああ、ビスケットか、そうかそうか。」
と納得するとは、このバアサン、何者だろうか。
「ビスクって、何?」
と聞かれたら答えようと思っていたのに
他人が相手だと予定どおりには行かないものであるが、
バアサンが相手だとほとんど何にも予定通りには進まないのだ。
「ビスケットじゃなくて、ビスク、こういうスープをビスクっていうねん。」
といったら
「ああそう、そうやろうね。」
とのことである。
「そうやろうね。」
ってなんなんだろうか。ゼンゼン初耳のくせに。
まあいいが。
(ロールケーキとプリンをくれた昨日の友達よ、ありがとう。
バアサン美味しがっとったわ。)