家事代行をしていると
当然ながら色々なお宅に訪問します。
その中からお話を一つ・・・
今日は、
伝えるって大切だなぁ
というおはなしです。
ではでは
ゆる終活✖️ついの住処のお片付け
ライフリフレッシュトレーナーの
小栗あゆこが本日もお送りします
家事代行をしていると・・・
夫に先立たれた方、
妻に先立たれた方、
パートナーが施設に入っている方、
ちょっと言えないほど複雑な家庭事情の方、
色々なお宅に訪問します。
マジで『家政婦は見た！』の世界です。
一般的に、女性の方が長生き。
だからなのか
『妻より先に逝くつもりで生きている夫』
が多い気がします。
私の夫も例外ではなく
『僕より先に死なないでね』とよく言われます。
約束はできんなぁ〜〜
確かに女性の方が長生きな傾向はありますが、
必ず当てはまるとは限りませんよね。
実は・・・
私が一番ツラく感じてしまう現場は
妻に先立たれた方、つまり
男鰥（おとこやもめ）の一人暮らしのご家庭です。
キッチンは妻が使っていた時のまま。
クローゼットやタンスも妻の服が入ったまま。
カリッカリに枯れた観葉植物。
妻が服用していた薬。
何もかも、あの日まま。
日常の片付けもあまりできておらず、
ごちゃっとしてホコリっぽい。
まるで
おうちの時間が止まっているよう。
そんな光景を目の当たりにすると
胸の奥が締め付けられます。
住んでる人が動かさないと、
ものはそのまま置き去りにされる。
本音がポロリ
『全然、手が回らないんだよなぁ』
『カカァはよくやってくれたよ、ほんとに』
掃除している私に
ポツリポツリと語られる言葉には
感謝と尊敬の気持ちが溢れています。
それ、奥さんに伝えたのかなぁ。
照れ臭くて言えなかったかなぁ。
毎日仏壇に手を合わせて、
『ありがとう』と何百万回言い続けても
きっと心は満たされない。
生きているうちに伝えた、
たった一回の『ありがとう』にも
それは遠く及ばないと思うんです。
『大切な人にありがとうと伝えなかったこと』
は死ぬときに後悔することのひとつとも
言われています。
どれだけ感謝をしていても、
言葉にしないと伝わらなかったりします。
『気持ちを汲み取れ』とか
『察しろ！』って言われても・・・
ねぇ？？？
そんなこと言わずに
『ありがとう』って言おう。
大切な人に直接感謝を伝えるというのは
相手の心だけでなく、
自分の心も満たすことになるんです
ありがとうに思いやりをプラスして
「ありがとう」と伝えるのはもちろん、
『自分でできることを増やす』 ことも、
大切な人への思いやりのひとつかもしれません。
妻に任せっきりのこと、
または夫に任せっきりのこと、
ありませんか？
その人がいなくなったら
全然できない状態になると困るのは自分
お互いが元気に生きているうちに
少しずつでも教えたり、教わったりして
後悔の芽を摘んでおくといいですね
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