直接教える個別指導は大変です

 多くの【個別指導塾】では先生1人:生徒2人または先生1人:生徒3人という形態で指導されています。

 これは例えば先生1人:生徒2人で1授業80分の場合、最初の40分は生徒Aさんに教えて生徒Bさんはその塾のテキストやプリントを解く【自習】を行います。そして40分後には先生が生徒Bさんを教え、生徒Aさんは【自習】を行います。実質半分の時間しか教えてもらえないのですね。

 しかし教える先生方は大変忙しいです。

 決められた時間内に教えないといけないので内心焦ります。ホワイトボードやテキストに解き方を書いて教えるのですが、新しい単元だと導入や解説に結構時間がかかります。何とか理解してもらおうと時間をかけて教えても生徒から「なんだかわからない」「もう一度教えてください」となると、また最初から教えないといけません。

 そして教え終わると残り時間が少なく問題も解けず、本来なら指導中に解いてもらうプリントを「宿題」しとて渡してしまう。

 個別指導は一見先生がつきっきりで教える印象が強いですが、コマ割り(時間割)で授業料を決めていると、時間通りに終わるので理解の早い生徒なら問題ありませんが、理解や確認に時間がかかる生徒だと中途半端になってしまうかもしれませんね。

 

レッツリトライの授業は映像授業

 当塾は小学生、中学生、高校生に向けた映像授業を用意しており、この映像で導入、解説、問題、答え合わせ、紙でのテストと一通りの授業を行っています。

 映像授業はタブレットで視聴していますが、繰り返し聞けるので導入、解説も生徒は納得いくまで聞けます。また映像授業の中身は「導入・解説 → 基本問題 → 自分で解く → 映像内で答え合わせ」と問題の解答・解説を行い、さらに塾長が紙のテストで確認してから次の単元に進みます。

 生徒達も最初は操作に戸惑いますが、数単元こなせば授業の進み方もわかり自分で勝手に何回も解説や答え合わせの映像を聞いています。映像の先生は何回聞いても怒らないので生徒自身も気軽に繰り返し視聴しています。

でも以外と忙しいです

 これだけ聞くと楽そうに見えますが、以外と忙しいです。

・Wi-Fiが切れる場合がある

 タブレットで映像を視聴するので、当然Wi-Fiで接続しています。しかし何らかの原因で希に接続が切れる場合があのます。生徒はどうしたら良いのかわかりません。そのままでは授業が進まないので、塾長がタブレットを再起動して再接続しています。これに早く気づくには教室内を巡回して生徒の映像が動いているか確認する必要があります。

・問題に戸惑っている生徒を見つける

 映像内で答え合わせできますが、律儀な生徒は何とか問題をとこうと四苦八苦しています。そんな時も塾長が声をかけと直接解き方を教えています。勉強時間無制限の塾とはいえ、時間はもったいないからですね。

・自習や学校の宿題のわからない問題も教えることがある

 自習用のテキストは映像はありませんので自力で解いて答え合わせをしています。また学校のワークやプリントも持参して行っています。これらも問題が解けずに頭を抱えている場合は声をかけて、教えています。

・確認テストも間違いは教えています

 映像授業では各単元ごとに確認テストがあります。間違えた問題は丁寧に教えているのですが、たまに2~5人と重なる場合があります。このような場合も解説が短い生徒から素早く教えています。

 このようにただ生徒が映像を視聴しているのを後ろから見ているだけではなく、細かな配慮や気配りが必要です。わからない問題や言いたいことがあっても、塾長の机まで中々来ないのですね。ですからこちらから巡回して声をかけて聞かないと、解き方を教えたり用事が聞けず生徒達とのコミュニケーションが取れません。

 

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ 滋賀県彦根市西沼波町98

指導対象小学校:旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校:彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校:翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校