中学2年生の諸君も期末テストの数学の結果はどうでしたか?

 先週から今週にかけて多くの中学校で一学期期末テストが実施されました。前回の中間テストの範囲も含まれた科目もあって、覚える範囲が広いため点数が思うように取れない生徒も多く見られます。

 数学は「連立方程式」や「等式の変形」が主に出題され、解き方がわからない生徒は四苦八苦したでしょう。

 1年生の一次方程式は【x + 5 = 7】のような問題で、それほど難しくはありませんでしたが、今回はxとyの二つの文字の解答を出すので中々解き方事態が理解しにくいようです。

 またxやyについている数字(係数)が整数ではなく、分数や小数などの場合は二つの式の係数を合わせる計算で間違いが起こりやすいですね。

 

連立方程式は二学期でも使います

 連立方程式の計算は「解き方がわかりにくい」「計算が面倒」と言われます。しかしこの連立方程式は二学期の数学でも頻繁に使われます。

 まず「連立方程式の文章問題」です。

 文字通り文章から連立方程式を作り出し解くのでが、ほとんどの生徒が苦手とします。計算は解けても文章問題はさっぱり解けない生徒も!

 こちらも根気よく教えるのですが、中々式を作るまでにたどり着けません・・・。

 ただこの「連立方程式の文章問題」は解けるようになるとかなり、楽になります。なぜなら「代金」「個数」「整数」「速さ」「割合」等を使った文章問題がありますが、どれも式を作るパターンがほぼ決まっています。「速さ」や「割合」の問題は難しい方ですが、パターンを掴んで一通り問題をやれば解けるようになります。

 ですから滋賀県立高校入試の特色選抜にはあまり出題されないのですね。特色選抜は成績の高い生徒達が受験するので、上記の様にパターンがほぼ決まっていると多くの受験生が解いてしまうのですね。

 

一次関数でも使います

 連立方程式の単元終了後、次は一次関数に移ります。1年の比例・反比例が苦手な生徒には大変な単元です。

 一次関数はグラフ上の直線の線を使う問題が出ますが、二つの直線の交点を求める際にも連立方程式を使います。ですから、連立方程式の単元が終わっても忘れずに解き方を覚えておきましょう。

 テストも終わり、夏休みに入ります。ぜひこの期間に連立方程式の解き方がわからない生徒は解けるようにしてください。夏休みの宿題も連立方程式の問題はありますが、最近の夏休みの宿題は単元それぞれの解き方が文頭にあるので、よく読んで頑張りましょう!

 

 

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ 滋賀県彦根市西沼波町98

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