スポーツ選抜の概要
翔西館高校に合格する選抜方法の一つとしてスポーツ選抜があります。4種目行われ、文化系の推薦選抜はございません。
種目別で見ると陸上競技男女10名以内、ハンドボール男子3名以内、ハンドボール女子3名以内、バドミントン男子3名以内、と計19名がスポーツ選抜で翔西館高校に進学できます。
試験の内容は各種目共に集団面接が25分、実技検査が60分となっています。また提出書類として、実技検査種目調査書(学校が示す様式)が求められています。
スポーツ選抜の合格率
次にスポーツ選抜の令和4年度の受験状況を見てみましょう。
種目 | 募集枠 | 出願者数 | 受験者数 |
---|---|---|---|
陸上競技 男女 | 10名以内 | 10名 | 10名 |
ハンドボール 男子 | 3名以内 | 3名 | 3名 |
ハンドボール 女子 | 3名以内 | 2名 | 2名 |
ハンドボール 女子 | 3名以内 | 3名 | 3名 |
となっています。
1.0倍を超えていないので、余程のことがない限り全員合格ですね。
塾長の個人的な考え
陸上、ハンドボール、バドミントンは人気のある種目で、滋賀県の多くの中学校で部活動があります。また県内にもクラブチームが多数あるので、3種目の活動人数はかなり多いのではないでしょうか。
中学生からすると、「好きな部活動で翔西館に行けるのなら、私も受験したい!」と思われる生徒も多いでしょう。しかし、募集枠は計19名しかありません。これは恐らく、進学後すぐにレギュラーとしての活躍が期待される人材を翔西館高校が求めており、チームの人数から必要な人数を募集していると思われます。ですから、スポーツ推薦を中学校の校長先生からもらうには、かなり優秀な実績を出していないと難しいでしょう。
例えば、県内1位の成績、県内新記録の樹立、チームを優勝に導く技量・指導力等、優れた実績が必要でしょう。
※さらに塾長の勝手な思い込み
ハンドボールや陸上競技、バドミントンが好き・得意な生徒からすると、ぜひスポーツ推薦をもらいたいと思うでしょう。しかし実際に受験する人数は、募集枠とほぼ同じ人数になっています。
恐らくスポーツ推薦を受けられる生徒はほぼ事前に決まっていると思われます。中学3年生の7,8月の大会の結果や3年間の部活動等の実績で、翔西館高校のスポーツ推薦の基準に達している生徒は2学期の面談で推薦を勧められているかもしれません。翔西館高校ですぐに活躍してもらいたいので、中学校でも優れた実績が必要なのは当たり前の事でしょうね。
また実際はスポーツ推薦をもらいたいから、部活動やクラブ活動を頑張るのではなく、頑張って優秀な成績を出すから推薦をもらえるという感じを受けています。ですから「好きな部活で翔西館高校に行ける」とは考えず、日々の勉強もしっかり行いましょう。
本日は以上です。
