個人的な評価=3.5(5点満点中)



『 関心領域 』





原題: The Zone of Interest



あなたと彼らの違いは?…



2024(令和6)年5月24日(金)は新宿ピカデリー にて当日2本目に、この映画を鑑賞しました

( シアター2・16:30~ )

 






末恐ろしい…。

これも一つの日常…。


「音」が迫ってくる映像作品…。

強制収容所や、それをベースに描かれた映像作品は過去にも沢山あるが…。

我々の視線を違う点に置き換えた作品…。

我々、人間と云うモノはそんなものである…。




作品データ:


●原 題: The Zone of Interest
●製作年: 2023 年
●製作国: アメリカ・イギリス・ポーランド合作
●配 給: ハピネットファントム・スタジオ
●上映時間: 105 分
●映倫区分: G
●劇場公開日: 2024年5月24日




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予告: https://youtu.be/kk2H0CVbOG4
特別映像: https://youtu.be/fYlKKsIuKaE

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オフィシャル・サイト: https://happinet-phantom.com/thezoneofinterest/




解説:


「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に手がけた作品で、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。

カンヌ国際映画祭ではパルムドールに次ぐグランプリに輝き、第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞、音響賞の5部門にノミネートされ、国際長編映画賞と音響賞の2部門を受賞した。

出演は「白いリボン」「ヒトラー暗殺、13分の誤算」のクリスティアン・フリーデル、主演作「落下の解剖学」が本作と同じ年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したサンドラ・ヒュラー。

 

 




ストーリー:


ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る一家の日々の営みを描く。

タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉で、映画の中では強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描いていく。

 

 

 




受賞歴:


●第96回 アカデミー賞(2024年)

◆受賞:
・国際長編映画賞
・音響賞     

◆ノミネート:    
・作品賞     
・監督賞:ジョナサン・グレイザー
・脚色賞:ジョナサン・グレイザー


●第81回 ゴールデングローブ賞(2024年)

◆ノミネート:
・最優秀作品賞(ドラマ)     
・最優秀作曲賞:ミカ・レビ


●第76回 カンヌ国際映画祭(2023年)

◆受賞:    
・コンペティション部門
・グランプリ:ジョナサン・グレイザー

◆出品:    
・コンペティション部門
・出品作品:ジョナサン・グレイザー




スタッフ:


●監督:ジョナサン・グレイザー
●製作:ジェームズ・ウィルソン、エバ・プシュチンスカ
●製作総指揮:レノ・アントニアデス、レン・ブラバトニック、ダニー・コーエン、テッサ・ロス、オリー・マッデン

●原作:マーティン・エイミス

●脚本:ジョナサン・グレイザー
●撮影:ウカシュ・ジャル
●美術:クリス・オッディ
●衣装:マウゴザータ・カルピウク
●編集:ポール・ワッツ
●音楽:ミカ・レビ




キャスト:


●クリスティアン・フリーデル(ルドルフ・ヘス 役)
●サンドラ・ヒュラー(ヘートヴィヒ・ヘス 役)



https://ameblo.jp/lets-go-cinema/entry-12853665063.html




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