いよいよ佐渡国際トライアスロン当日、9/4(日)のレースの行動記録です。
先に、Aタイプ(ロング)の試泳が始まりました。
すごい人数です!


試泳も終わり、スタート前のセレモニーが始まります。

佐渡のマスコットも集結です。
ブリカツ君、やたら存在感がありますね!(笑)


6:20にAタイプのスタートとなり、続いて日本選手権もスタート。
Bタイプの試泳が始まり、海に入ろうとゴーグルをセットした途端、
「バシッ!」
なんと、ゴーグルの頭にかけるゴムが、ゴーグル部分から抜けてしまいました。
練習ではこんなことなかったのに、本番に限ってこんなことが!
いや、まだ試泳で本番じゃない!
ちょっと焦って、急いで直します。
そして、とにかく試泳しないとと思い、少しだけ試泳。
まあ、レースがスタートしてからでなくてよかったと、少し安堵。
そしていよいよBタイプ(スイム2km、バイク105km、ラン20km)が、7時にスタートしました。

やはり、最初はバトルがすごいですね。
私はバトルが苦手なので、バトル時には浮かんで通り過ぎるまで休憩。
邪魔ですみません。(^_^;)
そんなことを繰り返していたら、気づいたら周りにあまり人がいなくなっていました。(^_^;)
最初のブイまでの700mは、試泳があまりできなかったせいか、慣れるまで少し時間がかかりました。
台風の影響でとにかく透明度が低く、海中がほとんど見えない。
息継ぎも始めはうまくいかなかったのか、かなり息苦しかった記憶があります。
方向確認のサイティングもウェットスーツを着ているとやはりあまりできず、方向確認する度に立ち泳ぎに近い姿勢に。
最初のブイを過ぎて、今度は海岸を右手に見て、海岸と平行に泳ぎます。
すると、海岸の方から高い波が来るようになりました。
私は左呼吸なので、息継ぎは大丈夫でしたが、気づくとすぐに沖合いの方に流されてしまいます。
その波に苦労しながら、2つめのブイまで何とか泳ぎ切ります。
あとは、残り700m。
海岸まで直線、もう少し!
…と思ったら、向かい波がどんどんすごくなります。
立って休んでいても、その波の高低差で酔ってしまうのではないかと思うほど。
イメージとしては、その向かい波に体ごと刺して泳いでいく感じです。
とにかく波がすごく、3度ほど海水をもろに飲みました。
ちょっとパニックになりましたね~。
また、最後の直線で、突然首の辺りに「ビリッ!」という電気的な衝撃を受けます。
とうとうクラゲに刺されたかと思い、かなり焦りましたが、泳ぎ続けるしかありません。
後で知ったことですが、今回リレータイプの方で、スイムで亡くなられた方がいたそうです。
(こういう話を聞くと、トライアスロンも急に怖くなってしまいますが…)
今回の波だと、ライフセーバーの方も見つけにくかったことでしょう。
ご冥福をお祈りします。
波に苦労しつつも、残り300mぐらいから、突然コツを掴みます。
海岸が近くなって波も低くなってきたのもあるかもしれませんが、息継ぎのタイミングとスイムフォームが、ここにきてドンピシャで合うようになってきたのです。
「遅いよ!」と自分で突っ込みながら、何とかスイム終了!
50~60分予定でしたが、「1:06:30」かかってしまいました。

途中のシャワーを浴びて、トランジションへ。
スイムが遅かったかなと思っていたら、チームメンバーを発見し、少し安心。
みんな今回の波には、手を焼いていたようですね。
足についた小石や泥をミニタオルで落とし、靴下をはいてからバイクシューズを装着。
エネルギージェル(ハニースティンガーのチョコ味)を飲みながら、トイレへ。
やっぱり今回も、海の中でトイレを済ますことができませんでした。
試そうと思いましたが、あの波の高さでは厳しい!
また、バイクの準備をしながら、スマートフォンのアプリ「Runkeeper」を起動。
石垣島では、バイクとランのGPSログを取りましたが、今回はバイクだけで4~5時間かかるということで、バイクだけログを取ろうと思っていました。
しかし結局、バイクのログは、アプリの不具合で7km地点で止まっていました…残念!
(次回のレースでGPSログを取る時には、GarminかGPS付きのPolar辺りの購入を検討しようかな??)
そんなこんなで、トランジションにいたタイムは「9:18」(自己計測記録)。
バイクパート105kmへ。
石垣島のレース(ショート)と違い、レース時間も長くなるので、日焼け対策に「アームカバー」を着けています。

最初から風が強く、全然スピードを出せません。
フラットな所でも、アウターのギアで回せないほど。
私のバイクは、いつも最初は調子よく、段々と尻すぼみになっていくので、いつもと違うパターン。
なんと20km地点で、もうお尻が痛くなってしまいました。
いつもはお尻が痛くなると止まって休んでいるんですが、レースなのでそんな訳にも行きません。
あと残り80km以上もあるのにヤバい…と、内心焦ります。
ハンドルポジションを試行錯誤していたら、お尻の痛みが回復するポジションを発見!
(横に持つハンドルポジションです)
空気抵抗を受けやすい姿勢ですが、もうこの「省エネモード」で行こうと決意しました。
海岸線に出てから、風が横風に変わります。
下り坂でも、ペダルを回してないと風に煽られてハンドルを取られそうになります。
2度ほど、ヒヤっとした場面がありました。

補給食は、パワーバーの「ジェルブラスト」をつまみながら、エイドではバナナを食べていました。
エネルギージェル系も、途中1~2つくらい摂取したと思います。
ドリンクは、ボトル4つ持ち、そのうち3つは「リプレニッシュ」、残り一つは「水」を入れていました。
水は、飲んだり、体にかけたり、手を洗ったり(ジェル系はベトベトになるので)する用です。
ハンドル下のボトルと、サドル後ろのボトルの走行中交換は、ぶっつけ本番の割にはうまくできていたと思います。
(レース前に練習しておきましょう…)
どの順番に飲んで、どのボトルを捨てるかは、ちょっとしたパズルですね。
あと、走行中ボトルを捨てる時は、意外とバランスが崩れるので、気をつけましょう。
2,3回、ヒヤっとしました。(^_^;)
リプレニッシュは、やはりよかったです。
ペースも維持できるし、トイレに行きたくなりません。
おかげでバイクパートでトイレに行くことはありませんでした。
バイク105kmだと、ボトル3本では足らないので、途中のエイドで、もらったボトルにリプレニッシュを溶かす作業。
リプレニッシュ袋を3つ持って行ったので、3回ぐらいその作業でエイドで止まりました。
50kmを過ぎて、どんどんペースが上がっていきます。
自分では初めてのパターンです。
途中、海洋深層水のスタンドがあるのを発見する余裕もあったりしました。(笑)

75km地点にある小木の坂までは、ほぼフラットなコース。
小木の坂が始まる直前のエイドで、「ベスパハイパー」を補給して、軽く体操をして体をほぐして坂の準備をします。
小木の坂は、みなさん苦労していましたね。
前日の下見のおかげで地理もある程度把握していたおかげか、坂でのペース配分もうまくいき、小木の坂でかなりの人数を抜くことができました。
これはかなり気持が良かったですね!
目印としていたガソリンスタンドを発見し、あとは残り10kmフラットなコース。
…のはずですが、全身の体が固まってしまい、これはマズイと。
途中、止まって軽く体操をしました。
(止まっている人は誰もいませんでした)
その最中、ちょうどチームメンバーに「どうした!?」と声をかけられながら抜かれました。(^_^;)
彼は私よりもバイクが速いはずなので、一瞬混乱しましたが、後で聞いたらパンク修理に30分かかっていたそうです。
残りの10kmを、そのチームメンバーを追うようにしてバイクパート終了!
バイクパートは、結局「4:39:57」。
自分の中では、まあまあの出来でしょうか。
2回目のトランジションです。
トイレに行き、補給食を新たに持ちます。
エネルギージェル系も持って行く予定でしたが、もう甘いジェルに飽きてしまい、「ザバス・ピットイン・リキッド」と「ベスパ・ハイパー」だけ持って、ランパートへ。
2回目のトランジションのタイムは「6:55」(自己計測記録)でした。
「ザバス・ピットイン・リキッド」はキャップがあるので、ちょびちょび飲みながら走っていました。

ところが、ランパートになった途端、足の裏が痛くてほとんど走れません。
足の裏の筋肉が痛くて、地面に接地できないのです。
4年前のホノルルマラソンを思い出しました。
なんと、ランパート始まってすぐの商店街のところで歩き出します。
ここで、なんとAタイプ出場のコーチに抜かれます。
コーチ…すごい元気だし、ものすごく速いペース!
本当にすごいな、どんな体の構造をしているんだと。(笑)
歩くと、エイドってなかなか現れないですね。
暑くて水を体にかけたいのですが、暑さを我慢しながら、歩いたり走ったりを繰り返します。
エイドでは、スポンジを肩に挟んだりしました。
徐々に水が流れて、これは体温を下げるのにすごく効果的ですね。
いや~、20kmは長い!
でも、動き続けている限りは、いつかゴールに達するだろうとの気持一心で動き続けました。
エイドでは、アクエリアスを必ず補給し、水を体にかけるを繰り返しました。
だんだんと、走っている時間よりも歩いている時間の方が長くなってきます。
すると、体温が上がらず、なんと寒くなってきました。
天候も曇ってきました。
折り返し10km地点前のことです。
これは予想外!
ランは暑いに決まっている!と思っていたので、アームカバーはトランジションに置いてきてしまいました。
寒いと思いながら、やっとのことで辿りついた折り返し10km地点。
そんなことを予想してか、そこには熱いお茶がありました。
助かった!
その後のエイドでも、熱いお茶はあったりなかったりしましたが、ある時は必ず飲んで体温を上げるようにしていました。

とにかく動き続けようと思いながら動き続け、やっと残り5kmの「金丸AS」。
そこには、佐渡のマスコットキャラクター達と、芸能人達がリハーサルをしていました。
個人的には、戦場カメラマンに会えたのが嬉しかったですね!
(他に、森泉もいました)
残り5kmということで、「ベスパ・ハイパー」を補給。
最後の力を振り絞って…と思いつつも、やはり走るのは長く続きません。
Aタイプのチームメンバーとすれ違いながら、ゴールに向かって一心に動き続けます。
そして…ゴール!
公式記録「9:13:26」、ランパートは「3:10:43」もかかってしまいました。
チームメンバーには、「7時間半ぐらいでゴールできるんじゃない?」と言われていましたが、とんでもなかったです。
やっとのことでゴールすることができて、私は達成感と安堵感でいっぱいになりました。
(レース後に続く)
