どうせブログを書くなら、ファンを作る勢いで、皆様が楽しめるものにして行きます。
今回はその第一回です☆
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俺が二十歳くらいだったかな?
時間さえあれば、春夏秋冬問わずKawasaki大型のバイクを走らせいた。
首都高経由で湾岸の工業地帯へ行き、夜景を眺めるのが好きだったのだ。
今にしてみれば、そんな自分がカッコイイ!なんて少し思っていたのかもしれないな・・・・・
何せ、中坊時代から計画していた事だったのだからな。
今で言う厨二病ってやつか・・・・
バイクに乗っていれば女にモテる!そう思って俺は、16歳で免許を取った。
それまでは良かったが、ちっともモテやしない!
あげくのはてには、暴走族だの公害だの、散々な結果に終わってしまった。
結局そこでは無いんだ、人間その物を磨かなければ、女どころか、バイクに乗っていても、何かしっくり来ないダサダサ君で終わってしまうんだよ。
珍しく気分転換のため、夕方の湾岸エリアに来た事があった。
この頃湾岸は既に再開発ラッシュとなっていて、工業地域と言うよりは、商業施設へと変わりつつあった。
いわゆるレジャースポットってやつか・・・・・
夕方はカップルでにぎわっていた。
お洒落に決め込んで、手をつなぎながら愛を育む男女が入り混じっている中、バイク用のウェアに身を包んで、缶コーヒーを片手に黄昏ている俺がいた。
通りがかったカップルの彼女の方が、俺のバイクを指さしてて、
バイクいいよね~
そう言い残して歩いて行った。
俺に言っている訳ではない・・・・そう考えると少し虚しくなった。
かすかに、彼氏の方が、寒いだろ!と言い放つ声が聞こえ、更に虚しくなっちまった。
すみません!
一人の女が声を掛けてきた。・・・・・・あまりにも美人過ぎてしばらく反応出来なかった・・・・
まあ・・・・つまり俺好みだったって事だ。
黒髪で、髪の長さは肩下くらいまでの清楚なお姉さんタイプの美人で、上品な感じの香水の匂いがまた魅惑的だった。1ブログ
この時、俺は二十歳だから、確実に歳は上だったと思う。
どうやらこのお姉さんは、映画館を探している様だった。
今では定着しつある、一つの建物にが複数入っている映画館だが、この時はまだ珍しかったんだろう。
わざわざ遠くから来る者も珍しくなかったんだろう。
きっとこのお姉さんもそうに違いない!
意外と映画を一人で見に来る女が多いのも知っていた。
そうなると?これは・・・もしかして?出会いってやつなのか?
俺はかなりの期待をしてしまった。
いつもはひと気の少ない夜に来ているので、歩きやすく、施設中をほぼ網羅していたのだ。
そう・・・・ちょっとした案内人になれるんじゃないか?と言うくらいに詳しくなっていたのだ。
ならこのお姉さんを、映画館まで案内・・・・いや・・・・エスコートしてあげよう!
そして仲良くなれば次に繋がるのでは?
そう思った俺はお姉さんに、案内する事を提案した。
すると、何とも素敵な微笑みで、お願いしますと返事が返って来た。
そして、俺とお姉さんは、まるでカップルかの様に、青いイルミネーション彩られた施設を歩いて行ったのだ。
しかし・・・口ベタな俺はなかなか話す事が出来なかった・・・・
やがて、映画館の建物に着いてしまった。
青いイルミネーションのトンネルになっている、エスカレーターを上がると映画館の入り口だ。
エスカレーターに乗ると、お姉さんは携帯電話を取り出して何か話をしていた。
会話の最後に、ニコッと笑いながら、もう着くからね と言い放ち携帯電話を閉じた。
そして、エスカレーター上がりきると、
何とそこには…
俳優の様なイケメンで、高級そうな服に身を包んだ一人の男が立っていた。
お姉さんはその男に寄りかかり様に手をつなぎ出し、素敵に微笑みながら話しかけていた。
その男は、お姉さんと待ち合わせていた彼氏だったらしい・・・
何かお礼を言っていた様な気がしたが、頭の中が真っ白で聞いていなかった。
日はすっかりと落ちて、青いイルミネーションと、立ち並ぶビルが輝いていた。まるで、俺を慰めてくれるかの様にキラキラと・・・・・・
俺はバイクの置いてある場所に戻り、何だか気持ちいい潮風を浴び、青く輝くクールで幻想的な夜景を眺めなら、しばらく黄昏ていた。
こんなクールな気分になった時は、この曲でも聴いて、とことんクールになろうぜ!
今回はその第一回です☆
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俺が二十歳くらいだったかな?
時間さえあれば、春夏秋冬問わずKawasaki大型のバイクを走らせいた。
首都高経由で湾岸の工業地帯へ行き、夜景を眺めるのが好きだったのだ。
今にしてみれば、そんな自分がカッコイイ!なんて少し思っていたのかもしれないな・・・・・
何せ、中坊時代から計画していた事だったのだからな。
今で言う厨二病ってやつか・・・・
バイクに乗っていれば女にモテる!そう思って俺は、16歳で免許を取った。
それまでは良かったが、ちっともモテやしない!
あげくのはてには、暴走族だの公害だの、散々な結果に終わってしまった。
結局そこでは無いんだ、人間その物を磨かなければ、女どころか、バイクに乗っていても、何かしっくり来ないダサダサ君で終わってしまうんだよ。
珍しく気分転換のため、夕方の湾岸エリアに来た事があった。
この頃湾岸は既に再開発ラッシュとなっていて、工業地域と言うよりは、商業施設へと変わりつつあった。
いわゆるレジャースポットってやつか・・・・・
夕方はカップルでにぎわっていた。
お洒落に決め込んで、手をつなぎながら愛を育む男女が入り混じっている中、バイク用のウェアに身を包んで、缶コーヒーを片手に黄昏ている俺がいた。
通りがかったカップルの彼女の方が、俺のバイクを指さしてて、
バイクいいよね~
そう言い残して歩いて行った。
俺に言っている訳ではない・・・・そう考えると少し虚しくなった。
かすかに、彼氏の方が、寒いだろ!と言い放つ声が聞こえ、更に虚しくなっちまった。
すみません!
一人の女が声を掛けてきた。・・・・・・あまりにも美人過ぎてしばらく反応出来なかった・・・・
まあ・・・・つまり俺好みだったって事だ。
黒髪で、髪の長さは肩下くらいまでの清楚なお姉さんタイプの美人で、上品な感じの香水の匂いがまた魅惑的だった。1ブログ
この時、俺は二十歳だから、確実に歳は上だったと思う。
どうやらこのお姉さんは、映画館を探している様だった。
今では定着しつある、一つの建物にが複数入っている映画館だが、この時はまだ珍しかったんだろう。
わざわざ遠くから来る者も珍しくなかったんだろう。
きっとこのお姉さんもそうに違いない!
意外と映画を一人で見に来る女が多いのも知っていた。
そうなると?これは・・・もしかして?出会いってやつなのか?
俺はかなりの期待をしてしまった。
いつもはひと気の少ない夜に来ているので、歩きやすく、施設中をほぼ網羅していたのだ。
そう・・・・ちょっとした案内人になれるんじゃないか?と言うくらいに詳しくなっていたのだ。
ならこのお姉さんを、映画館まで案内・・・・いや・・・・エスコートしてあげよう!
そして仲良くなれば次に繋がるのでは?
そう思った俺はお姉さんに、案内する事を提案した。
すると、何とも素敵な微笑みで、お願いしますと返事が返って来た。
そして、俺とお姉さんは、まるでカップルかの様に、青いイルミネーション彩られた施設を歩いて行ったのだ。
しかし・・・口ベタな俺はなかなか話す事が出来なかった・・・・
やがて、映画館の建物に着いてしまった。
青いイルミネーションのトンネルになっている、エスカレーターを上がると映画館の入り口だ。
エスカレーターに乗ると、お姉さんは携帯電話を取り出して何か話をしていた。
会話の最後に、ニコッと笑いながら、もう着くからね と言い放ち携帯電話を閉じた。
そして、エスカレーター上がりきると、
何とそこには…
俳優の様なイケメンで、高級そうな服に身を包んだ一人の男が立っていた。
お姉さんはその男に寄りかかり様に手をつなぎ出し、素敵に微笑みながら話しかけていた。
その男は、お姉さんと待ち合わせていた彼氏だったらしい・・・
何かお礼を言っていた様な気がしたが、頭の中が真っ白で聞いていなかった。
日はすっかりと落ちて、青いイルミネーションと、立ち並ぶビルが輝いていた。まるで、俺を慰めてくれるかの様にキラキラと・・・・・・
俺はバイクの置いてある場所に戻り、何だか気持ちいい潮風を浴び、青く輝くクールで幻想的な夜景を眺めなら、しばらく黄昏ていた。
こんなクールな気分になった時は、この曲でも聴いて、とことんクールになろうぜ!