「翔也!!昨日北高のヤツ等とやり合ったんだって??」

「8人いたらしいけど、大丈夫だったか!?」

昨日の大立ち回りを同じ学年の不良グループは

すでに知っていた。。。

男の名は相沢翔也。。。

都立波沢高校の2年で、校内の3年生はもちろん

都内の高校の不良と呼ばれる連中の中では

すでに知らない者はいないくらい名が通っている

筋金入りのワルである。。。

「悪いな、翔也。。。俺がやられたばっかりに」

クラスメートの浩太がバンソーコだらけの顔で

申し訳なさそうに声をかけた。。。

「いいよ、気にすんな」

笑顔で返事する翔也。。。

ここ最近の北高とのケンカはこの浩太が北高の

連中ともめた事から始まっていた。。。

翔也は自分から決してケンカを売ったりしない。。。

今回もこの浩太の仇を討った形だったのだ。。。

なので、クラスメートの女子達も翔也を怖がったり

していない。。。

むしろその容姿も含め人気ある方である。。。

そして授業が始まろうとする直前に

「おい、相沢。。。ちょっと校長室まで来い」

担任の教師が学年主任と一緒に教室に来た。。。

「お、おい・・・昨日の事がバレちまったのか??」

浩太が不安そうに言った。。。

「大丈夫だって!!ちょっと行ってくるわ」

翔也はまたも笑顔で席を立った。。。

もうこんな事は慣れっこなのであろう。。。

「他のみんなは悪いけどしばらく自習しててくれ」

担任が生徒に声をかけ、翔也を校長室まで

連れて行った。。。


つづく。。。