「南米の旅」と聞いて、イグアスの滝やウユニ塩湖、マチュピチュを思い浮かべる人は多いはず。ではいつ訪れるのがベストか?
様々な意見がありますが、私のオススメは乾季です。
しかし一般的には、イグアスの滝やウユニ塩湖は、雨季(1月から3月頃)の姿が人気です。たとえば、イグアスの滝は水量が増して轟音を響かせ、ウユニ塩湖は水面に空が映り込む幻想的な“鏡張り”で知られています。
この記事では、なぜ乾季に南米を訪れるのが良いのか、乾季ならではのメリットや楽しみ方も含めて、お伝えします。
乾季に旅するメリット
- 移動がスムーズで安心
南米の大自然を巡るには、飛行機・バス・鉄道などを乗り継ぐ長旅がつきもの。雨季は天候不良で遅延や欠航が起きやすいですが、乾季は空が安定し、予定通りに移動できる可能性がぐっと高まります。限られた休暇を有効に使うには大きなメリットです。
- マチュピチュ観光に最適
アンデスの山岳地帯は雨が降ると道がぬかるみ、遺跡の石段も滑りやすくなります。乾季であれば青空の下、絶景のマチュピチュをクリアな視界で楽しめます。インカ道トレッキングに挑戦する人にとっても歩きやすく、安全性が高まります。
- ウユニ塩湖で“二つの顔”を楽しめる
「鏡張りは雨季だけ」と思われがちですが、乾季でも部分的には水が残っており、幻想的なリフレクションを見ることができます。しかも水深が浅いため、足元の塩の結晶や模様が一緒に見えるのも乾季ならではの体験。
さらに乾燥した塩原は車で奥地まで走れるので、広大な白銀の大地でトリック写真を撮ったり、夜には満天の星空を独占したりと、雨季とは違う楽しみ方も可能です。
下の写真は、実際に私が乾季(8月)に訪れた時のものです。鏡張りも白銀の塩原も、どちらも楽しむことができました。


- 観光地の混雑を回避できる
南米では12月から2月が夏休みシーズン。現地の旅行者が集中するため観光地は混雑し、料金も上がりがちです。乾季の時期はこうしたピークを避けられるので、より落ち着いた雰囲気で旅を楽しめます。
さらに言えば、南米各国の「冬休み」にあたる 7月末 にも観光客が一気に増えます。このタイミングを外せば、より理想的です。
※ 余談ですが、マチュピチュは3か月前からチケットが売り切れます。したがって、日程を決めたと同時に、一番最初に予約することを推奨します。
- イグアスの滝の“見やすさ”
雨季の迫力は圧倒的ですが、水しぶきが多く、全貌を眺めるのは意外と大変です。乾季は水量こそ減るものの、視界がクリアで滝全体をじっくり眺められるのは大きな魅力です。
筆者が乾季(8月)に訪れた時は、こんな様子でした。

乾季のデメリットも知っておこう
もちろん、乾季にも注意点があります。
- イグアスの滝:
水量が減り、迫力が物足りないと感じる人も。(私は乾季の状態でも怖いくらいの迫力を感じましたが。。。)
- ウユニ塩湖:
自然が相手なので、条件によっては鏡張りが見られないこともあるみたいです。
- 気温差の大きさ:
乾燥した高地では昼夜の寒暖差が激しく、防寒対策が欠かせません。特にウユニでは氷点下よりも気温が低くなります。私も星空を見に行った時には、防寒対策が不十分だったため、凍えっぱなしでした。
まとめ
乾季の南米は、「迫力の雨季」とは違った魅力にあふれています。安定した天候の中で効率よく観光でき、混雑も避けられるのは、限られた日程で動く旅行者にとって大きな利点です。ウユニでは“乾いた白銀の世界”と“鏡張り”の両方を楽しめる可能性もあり、むしろお得感すらあります。
どちらの季節を選んでも、南米の大自然は圧倒的な感動を与えてくれます。旅の目的や好みに合わせて、最適な時期を選んでみてください。乾季を選んだ場合、私の二の舞にならぬよう、防寒対策だけはしっかりしてくださいね。