チロコの闘病 | 小説家のヒヨコがつづった物語

チロコの闘病

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もう20歳
十分に生きたけれど
命の灯火は
消える直前人の涙を誘う・・・

もともとは鳥取の町で暮らしていた野良猫
妻のレストランに迷い込んできたのだという
それから飛行機に乗って千葉へ

おやじの入院騒ぎのときは
新幹線で新潟3往復
タレントなみの旅をした

一緒に上京したオスネコ ちび太は
ネコエイズによる腎不全で
先に虹の橋を渡ってしまった

この寒さでネコ風邪をひいてしまった


翡翠のような瞳は
いつも湖水のように美しい・・・


命の尊さは人も動物もおなじだと思う