夜と霧の誘拐 | h96のブログ

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夜と霧の誘拐
笠井潔 

タフ。
カケルと(哲学者ハンナ・アーレントをモデルにした)ハンナ・カウフマン
との対話がタフ。
こっちは教養が無いので、シオニズムやら哲学話題やらが出てくるくだりは、、、タフ。
ただでさえ、厚い作品なのに。
二重誘拐やら交換犯罪やら見立てがどんどん変わる展開は面白い。


1978年秋、矢吹駆とナディアがダッソー家での晩餐会に招待された夜、運転手の娘サラがダッソー家の一人娘ソフィーと間違えられて誘拐される。
同じ夜、私立校の学院長の射殺体が発見され…。
『メフィスト』掲載を加筆し書籍化。 


【このミステリーがすごい 2026年版】国内編2位
奥付 2025年4月 第1刷発行



■□■□■□<ネタバレ>■□■□■□
(記憶喪失対策用に少し詳しく書くので注意)
誘拐の真の狙いが次々と変わっていったり、学園長殺人事件の見立てが次々とかわっていったり、練ってるねぇ。
最終的にカケルが導いた犯人像については、あり得なくはないんだろうけど・・・、そこはフィクションですからね~。
ワルサーの謎はなるほどですが、
謎の黒幕は、私にはナゾのまま。
とーたるタフだった。