永井紗耶子
ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。
父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。
二年の後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。
現代人の心を揺さぶり勇気づける令和の革命的傑作誕生!
『小説新潮』掲載を書籍化。
・・・紹介文より
【第169回直木賞 2023年】
【第35回山本周五郎賞 2023年】
【2024年版このミス 6位】
などなど、納得の作品。
このミスそんな凄いかは別として。
奥付 2023年1月 発行
■□■□■□<ネタバレ>■□■□■□
(記憶喪失対策用に少し詳しく書くので注意)
なるほど、”あだ”討ちが平仮名とは。
江戸の芝居小屋の関係者に順に、2年前の仇討ちの話を聞いてまわる若武士。
徐々に当時の全容が明らかになっていく。
腕の良い細工師(首人形なども得意)とか筋書師とか出てくればそりゃあ話も見えてこようが、
この流れが良かったし、人情味溢れる結末もね。
菊之助の父親が死んだ下りは、ちょっと・・・、でもやっぱり必要なんだよねぇ。
