馬伯庸・マーボーヨン
bluebird book cafe さんのお勧めだったもの。
面白かった!
いつもありがとうございます。
ただ、ここは中国・明の時代の話。
当時の地理(南京や天津の概略図とか挿してあれば助かったのに)、建築、歴史、文化風俗・漢詩・みたこともない四文字熟語、などなど頻出。これらはなじみなくて読みにくい。
学がないもんで。
しかも、人名は全部漢字。当たり前か。
ただでさえ名前覚えられないところにきて読めない漢字が難しいとくる。
というところで、コミックスのキングダムを読むようにスラスラとはいかない。
それでも、
話は面白いし、テンポもよい。
旅友4人のからみもよろしい。
その2も読もう。
1425年、明の皇太子・朱瞻基(センキ)~この漢字からして、読めない!~
は遷都を図る皇帝に命じられ、首都の北京から南京へと遣わされる。
だが、長江を下り南京へと到着したそのとき、朱瞻基の船は爆破され、彼の命が狙われていることが判明する。
皇帝に恨みを持つ、反逆者の仕業なのか?
さらに皇帝が危篤との報が届き朱瞻基(シュセンキ)は、窮地で出会った切れ者の捕吏・呉定縁(ゴテイエン)、才気に満ちた下級役人・干謙(ウケン)、秘密を抱えた女医・蘇荊渓(ソケイケイ)、らと南京脱出と北京帰還を目指す。
敵が事を起こすまで十五日。
幾千里にも亘る決死行が、今始まる。
歴史サスペンス X 冒険小説の超大作。
・・・背表紙より
奥付 2024年2月 発行
■□■□■□<ネタバレ>■□■□■□
(記憶喪失対策用に少し詳しく書くので注意)
呉定縁は拐われるは、太子様も蘇荊渓も傷だらけ、その2が楽しみ。