頬に哀しみを刻め | h96のブログ

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頬に哀しみを刻め
S・A・コスピ-

Razorblade Tears
S.A.Cosby

殺人罪で服役した黒人のアイク。
出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。
白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。
一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。
息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆき――。
・・・文庫背表紙より


【このみす2024年海外編 1位】
【2年連続でアンソニー賞・マカヴィティ賞・バリー賞三冠】2021, 2022
文庫奥付 2023年2月 発行

このミス1位とはいえ、
犯罪小説、に分類されるらしい。
アメリカらしい差別、暴力、家族、戦いの物語。
最後の決戦んとこなど、日本的には現実感薄れるが、マッドマックスみたいなのりで。
前作『黒き荒野の果て』も読もう。


差別問題について、、、
日本の田舎者なので、(ドライバーさんやCAさんみたいな海外旅行先で接した人以外の)黒人の人とちゃんと話したことがない。
アイクみたいな人に出会ったら即ビビると思うが、本当のところわからない。
ウィル・スミスやマイケル・ジャクソンとかは好きだけど。
アメリカに住んでみるとどうなのかなぁ。
(もっと言えば、白人ともあまり話したことはない)

そして、
LGBTQ+などのこと、メディアを通してもよく聞くようになったが、(気づけてないだけかもだが)身近にいないし。
でもそんな差別的には思わないような気がする。
んー、これも本当のところわからないか。
あ、マツコちゃんたちは好きだ~。



■□■□■□<ネタバレ>■□■□■□
(記憶喪失対策用に少し詳しく書くので注意)
あれだけの人数を吹き飛ばして、なんでアイク捕まらない?
ま、いーけど。