鈍色幻視行 | h96のブログ

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鈍色幻視行
恩田陸

三度映画化が頓挫した “呪われた”小説「夜果つるところ」と行方不明の作者飯合梓に関する作品執筆のため小説家・蕗谷梢は、豪華客船という「密室」で、関係者たちに取材する。
旅の最後に辿りついた真実とは…。
『すばる』『RENZABURO』掲載を加筆し単行本化。

読み応え十分。
すべては暗闇の底の海のなか。
でも私には梢が気分転換に船中の図書室で読んだアメリカのハラドキエンタメ小説が合ってるかな。トマス・ハリスとかジェフリー・ディーヴァーとか。最近ご無沙汰だけど。
そして船旅クルーズは絶対ムリ。それはしってた。

【このミス2024年版 9位】

奥付 2023年5月 第1刷



■□■□■□<ネタバレ>■□■□■□
喫煙室の老紳士タムラ氏、何かあるかとおもったが、そうではなかったな。
このミスでランクインだけど、ミステリーじやないよね。
帽子の貴婦人もちらつくけどホラーでもないし。