何をどう食べるかによって、健康にも不健康にもなるというわけです。
健康のバロメーターのように推奨されている「一日3食」は、実は様々な病気を引き起こす不健康のもとなのです。
先進国の中でも特に日本人は、カロリーオーバーなのにもかかわらず、栄養は足りていないという「隠れ栄養失調」にかかっているのです。
日本人に多い病気といえば、「生活習慣病(糖尿病、脳卒中、心臓病、脂質異常症、高血圧、、肥満 、アレルギー、膠原病、悪性新生物(ガン)」といったものが挙げられますが、そのすべての元凶は、食べ過ぎにあると言っても過言ではありません。
健康で長生きしたければ、まずは「1日3食」をやめること。
私自身(本の著者)も現在は1日1~2食が基本です。
まず、朝食は抜きます。昼食は空腹を感じてなおかつ時間がある時や仕事上のお付き合いもありますので、そういう時は食べます。
夕食は普段どおり食べます。そんな食生活をするようになって、体の調子はとってもいいです。
食べる量を減らして、ちょっと食べるものに気をつけるだけ。
それだけで、健康で長生きができるのです。
一日3食、律儀に食べる野生動物はいるでしょうか?
古代人はどうでしょうか?古代人も野生動物と同じく、狩猟ができた時にまとめて食べることも多かったでしょうし、また農耕がはじまった後の時代でも一日2食、しかも粗食が一般的だったと言われています。

それなのに、この飽食の現代人よりも健康的な肉体を持っていたのです。

しかも、古代人や野生動物がかかった病気といったら、(感染症、外傷、骨折、死産、食糧難による栄養失調、他の獣に襲われる、老衰)などが主。
現代の主だった病気は(ガン、心筋梗塞や脳出血、アレルギー、神経疾患や免疫疾患と呼ばれる難病、精神疾患とよばれるもの、機能性疾患とよばれるもの)
私たちがかかる病気の多くは、自分たちが食べているものによってつくられていることがわかります。
古代人がなぜ平均寿命が短いかと言うと、幼児死亡率が高いこと、外傷などの救急疾患でなくなってしまうことが主原因であり、それがなければ彼らは病気にもならず非常に長生きすることがわかっているのです。
食べ物を口で咀嚼し、喉を通って胃に入り、酵素によって消化され腸管から吸収するまでは、個人差もありますが、だいたい一日程度かかります。
その間、消化・吸収のために内臓は常に働いているので、食べ過ぎると内臓はずっと働きっぱなしになっているのです。
しかし、食べる機会や食べる量が少なければ、その間、内臓を休ませることができますから、その分、体にかかる負担も減るわけです。
ですから、健康のためには消化・吸収にかけるエネルギーを必要最低限に抑えることが必要です。
消化・吸収の負担が大き過ぎる「一日3食」をやめることが健康への第一歩なのです。
医者が教える あなたを殺す食事 生かす食事/内海聡
