それまでの明日 それまでの明日
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<内容>

沢崎シリーズ、14年ぶりの最新作 デビュー30周年記念作品

 

渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。沢崎が調べると女将は去年亡くなっていた。顔立ちの似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か? しかし当の依頼人が忽然と姿を消し、沢崎はいつしか金融絡みの事件の渦中に。切れのいい文章と機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。14年もの歳月をかけて遂に完成した、チャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作。

 

<著者について>

1946年佐賀県鳥栖生まれ。 九州大学文学部美学美術史科を卒業。1988年に私立探偵・沢崎が初登場するハードボイルド長篇『そして夜は甦る』で日本のミステリ界に颯爽とデビュー。日本の風土にハードボイルドを定着させた優秀作として高い評価を得た。89年の第2作『私が殺した少女』で第102回直木賞を受賞。1990年に6つの短篇を収めた連作集『天使たちの探偵』を上梓し、第9回日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞を受賞。その後長篇第3作『さらば長き眠り』(95年)、第4作『愚か者死すべし』(2004年)と書き継ぎ、このほど14年ぶりとなる長篇第5作『それまでの明日』を上梓する。その他の著作にエッセイ集『ミステリオーソ』『ハードボイルド』がある。佐賀県鳥栖市に在住し、ジャズ演奏と執筆に勤しんでいる。

 

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私立探偵沢崎のところに赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれとやってきた望月と名乗る人物。女将は昨年死んだことを伝えようと、望月の勤め先の金融会社の新宿支店を訪れると強盗事件に巻き込まれ、望月は行方不明となっていた。強盗事件で知り合った若い起業家梅津と望月の行方を捜すことになる。というのが主なあらすじだ。

 

チャンドラーの『ロング・グッドバイ』では私立探偵フィリップ・マーロウとテリー・レノックスが何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめたものの、テリー・レノックスは自殺してしまう(グッドバイ)。その謎を解こうとするのが、探偵の役割だが、望月と沢崎はたった一度会ったきりの関係だ。息子のような年の梅津とは何度も出会う。最初に会った望月と名乗る依頼人とは最後に電話で話ができるのだから、『ロング・グッドバイ』と似ていないともいえまい。また、梅津とは本当にグッドバイを予感させる終わり方となっており、そういう意味では、チャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作なのかも知れない。

 

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<内容>

野崎まどが脚本を手がけたテレビアニメ『正解するカド』のノベライズを依頼された作家・乙野四方字は、何を書けばいいのか悩むあまり、精神を病みつつあった。ついにはアニメに登場するキャラクター、ヤハクィザシュニナの幻覚まで見はじめる。記憶をなくしたというザシュニナに、乙野は一縷の望みをかけて小説の相談をするが…傑作SFアニメから生まれた、もうひとつの「正解」とは?衝撃のスピンアウトノベライズ。

 

<著者について>

乙野/四方字

1981年大分県生まれ。2012年、第18回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞した『ミニッツ―一分間の絶対時間』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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<野崎まどファンなら惹かれる作品>

東映アニメーションのテレビの野崎まどが脚本を手がけたテレビアニメ『正解するカド』の乙野四方字によるスピンアウトノベライズ。最初は、自伝なのか、どうつながるのか、何を書いているのか、わからなかったが、アニメに登場するキャラクター、ヤハクィザシュニナの登場で、それらしくなり、ついには野崎まどワールドで取り上げられている進化まで発展する。なかなかの力量。他の作品の読みたくなった。

 

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<内容>

外務省の交渉官・真道幸路朗は羽田空港に突如出現した謎の立方体「カド」に乗っている飛行機ごと取り込まれる。そこで出会った謎の存在・ヤハクィザシュニナに請われ、代理人として人類と交渉することに。「世界を推進したい」とかたるザシュニナの真意とは?前代未聞の交渉劇が今始まる!

 

<著者について>

奥橋 睦

2015年、『灰と幻想のグリムガル』(原作 十文字青/キャラクター原案 白井鋭利)でデビュー。美麗な人物描写と細やかなタッチでこれからの活躍が期待される新鋭である。

東映アニメーション

1956年の創立以来、アニメ界を牽引しつづける製作会社。『ドラゴンボール』シリーズ、『セーラームーン』シリーズ、『プリキュア』シリーズなど、日本アニメ史に残る作品を数多く手がけている。

野崎 まど

2009年『[映]アムリタ』で、『メディアワークス文庫賞』の最初の受賞者となりデビュー。2013年に刊行された『know』(ハヤカワ文庫JA)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。その他の作品に『2』(メディアワークス文庫)、『野崎まど劇場』(電撃文庫)などがある。

 

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<野崎まどファンなら惹かれる作品>

東映アニメーションのテレビアニメ『正解するカド』の原作漫画版。野崎まど脚本らしく、つかみは最高に面白い。テーマは人類の進化。

 

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