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香港での不妊治療

香港での不妊治療体験記録です。

不妊治療をお休みすると決めたものの、私は不妊治療を開始する前から生理痛が酷かったので、健康な身体づくりや体質改善には取り組もうと思っていました。

 

運動不足を解消するためにジムに通い始めたり、家でもヨガや軽い筋トレをして運動を習慣化するように努めました。

 

これに加えて始めたのが東洋医学の鍼灸治療でした。東洋医学といえば漢方のイメージが強くて、私も日本で生理痛の改善のために婦人科で漢方を処方されて飲んでいたことがありましたが、飲みにくさもあり長続きしませんでした。。(働いていた頃は朝昼晩きちんと食前に漢方を職場で飲むことも難しかったです。。)

今は働いておらず、東洋医学が浸透している香港に滞在しているということもあり、挑戦してみようと思いました。

 

ネットで検索してみると、興味深いことに「不妊」に特化した治療を行っているクリニックが幾つかありました。(正確には不妊へのアプローチを得意とする東洋医学の先生がクリニックにいるというイメージです。)

早速メールでカウンセリングの予約を取って行きました。

 

主人と2人でクリニックに伺うと、エネルギッシュでパワフルな先生が迎えてくれました。私は今までの病院での診断や治療の経緯などを伝えました。(きっと私は深刻な顔で状況を説明していたと思います真顔

すると先生はパワフルにでも優しく笑顔で話し始めました。(会話は全て英語です)

 

先生「状況はわかりました。東洋医学の基本的な考えは心と身体のバランスを整えるというものです。バランスが悪いと、ホルモンなどに不調が出てきて身体を崩してしまいます。PCOSと診断されたと言っているけど、大丈夫、PCOSは病気じゃありません。少しホルモンのバランスが崩れたりして子宮が上手く機能していないだけ。バランスを整えてあげればまた正常に機能し始めるはず。卵巣腫瘍や卵管閉塞も心と身体のバランスが崩れて血の質が低下してしまったり子宮が上手く機能しなくて詰まったりすることで起こることがあります。生理痛も詰まりからくることが多いので詰まりを取り除いて行きましょう。鍼灸に加えて脈を見て漢方も処方しますね。まずは3ヶ月かけて身体のバランスを整えて体質や子宮環境を改善して行きましょう。あまり心配しないで!心配は身体に良くないから!ニコニコ


先生からの言葉はとてもポジティブで納得感もあり、治療に対して前向きに取り組もうという気持ちにさせてくれました。

 

この後私は鍼灸治療と漢方の服用を続けました。どちらも毎回先生に脈や舌を見てもらって、体調を聞かれて周期によって針の位置や強弱、漢方の種類が変わり、調整してくれました。

 

通い始めて最初の生理はとっても重く、1日中横になっていないといけないほどでした。いつもは1日目だけが特にひどい生理痛も2日目まで体調が悪かったです。先生にはホルモン注射の影響でしょう、と言われました。やはり無理矢理ホルモンを注射して卵巣や子宮を刺激すると身体に負担がかかることを実感しました。(個人の感想です。)

 

先生「まずは3ヶ月は時間を使って体質や子宮環境を整えていくけど、もし体外受精をやりたいということであれば、体外受精に向けて採卵や移植の前後にサポートすることもできるから安心してね。だけどまずは3ヶ月頑張ろう、身体がいい状態で治療に臨んだ方が成功率も高くなるからね。」

 

こうして先生に励まされながら東洋医学治療を続けました。私は治療の過程で身体が変化していくのを感じました。生理痛がとても軽くなりましたし、経血の質(量や色)が変わりました。血流や胃腸の働きが改善したのか、前よりも元気になりました。そして大きかったのは心も前向きになれたことです。

 

東洋医学にも短所はありますし、全ての人に必ず効果のあるものではないと思います。(まず西洋医学とは違って東洋医学は効果に時間がかかることも多いです。)ちなみに東洋医学もお安い訳ではなく、私は1度の治療につき14,000円〜24,000円ほどかかっていました。

私は個人的には東洋医学の先生に出会えて、自分の身体と向き合って体質を改善することができてとても良かったと思っています。