前回のタイミング法も上手くいかず、生理がきました。
私は不妊治療(タイミング法)を5ヶ月行ってから、治療をお休みすることを決めました。
病院に治療をお休みする旨連絡を入れて、もう病院に行かなくて良いと思った瞬間、とっても心が軽くなったことを覚えています。
終始私の意見に耳を傾けてくれて、「2人でも楽しいよ」と声をかけてくれた夫には感謝しています。
病院に通うことのストレスが無くなったことで、毎日妊活のことばかり考えてイライラすることが少なくなりましたし、折角の2人の時間を楽しんで心も身体も休めようと前向きに思えました。
短い期間ではありますが、香港で不妊治療を経験して私が感じた「香港の不妊治療に対する考え」を記録しようと思います。主観になりますし、私は1つの病院でしか治療を受けたことがありませんので偏った意見になるかもしれませんが、ご了承ください。![]()
とにかく香港の治療は効率主義です。良く言えば合理的ですが、悪く言えば機械的です。
私はPCOSと判断されましたが、その判断基準は超音波とAMHの数値のみでした。通常であればLH(黄体化ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の血液検査を受けますが、検査は必要ないと言われました。また私はPCOSの方の特徴である月経不順や無月経を経験したことがありません。テストステロン(男性ホルモン)値の検査も受けたことがありませんが、多毛・ニキビ・低音声などの症状もありません。肥満と診断されたこともありません。
もちろん血液検査を受けた結果PCOSと診断される可能性はありますが、私がモヤモヤしたのは病院が原因を突き止める姿勢がないことでした。
排卵障害は様々な要因で起こりうりますが、私は納得のいく説明を受けられませんでした。しばらくしてから別の病院を受診した際に「PCOSと診断されたことがある」と伝えると「月経不順もないし、超音波とAMHだけで判断するのは不思議。見た目(ニキビや体型)からしても考えにくい。」と言われました。。安易に診断されたのではないかと思えてなりませんでした。
またPCOSには根本的な治療は無いとされていますが、PCOS→体外受精という治療方針にもついていけませんでした。(これは私が不妊治療を始めたばかりだったからかもしれません。。)
卵巣腫瘍についても、腫瘍を取り除いて卵巣機能が回復する保証はない+時間も手間もかかるのでやる意味がない言われました。元々の身体の機能を回復させるという考えはなく、卵巣が機能しないのであればホルモン注射で刺激して機能させれば良いという大変合理的な考えでした。
そして3回目のタイミング法で体外受精を勧められました。
香港では共働きが当たり前です。そのため何ヶ月、何年も治療に通い続けるのは大変・非効率という考えがあるのだと思います。結果が出るかわからない治療を何ヶ月も続けるより、結果が出やすい治療にお金を払って効率的に結果を出したい人が多いのだと思われます。余談ですが香港(中華圏)では生まれ年を気にする方も多くいます。このため、縁起の良い年の前の年は体外受精の件数が増加します。このようなことからも合理的・効率的な香港のお国柄がうかがえる気がします。
(日本だと保育園に入りやすいように産まれる時期を気にする親御さんもいらっしゃいますね)
それぞれの事情(年齢、経済状況等)や性格によって捉え方は様々だと思いますが、私は通っていた病院の診断や治療方針に心から納得することができず、気持ちがついていけなくなったのでした。。