風の庵

風の庵

風のように軽やかに
今ここに




坂村真民記念館が
今月6月30日で展示が終了されると知ったのは
4月の事でした。
急ぎ航空券を予約し

昨日6/19
「東京から一直線で会いに行きました」
二度目にて最後となりました。



坂村真民先生の作品とのご縁をいただいたのは

9年前になります。

北鎌倉にございます円覚寺の管長、横田南嶺老師様が

第二日曜日に行われている法話の中で真民先生の詩を

朗読されたのが最初の出会いでご縁でした。


「二度とない人生だから」…


老師様の声が

大方丈に低く静かに響きわたりました。


そこにいらした皆様に語りかけるような

そして

真民先生の代わりにお伝えしているような



…とても静かで


お腹の底に響きわたるようなお声でした。




その時の詩です

「二度とない人生だから」


二度とない人生だから

一輪の花にも

無限の愛を そそいでゆこう

一羽の鳥の声にも

無心の耳を かたむけてゆこう


二度とない人生だから

一匹のこおろぎでも

ふみころさないように こころしてゆこう

どんなにか よろこぶことだろう


二度とない人生だから

一ぺんでも多く 便りをしよう

返事は必ず 書くことにしよう


二度とない人生だから

まず一番身近な者たちに

できるだけのことをしよう

貧しいけれど こころ豊かに接してゆこう


二度とない人生だから

つゆくさのつゆにも

めぐりあいのふしぎを思い

足をとどめてみつめてゆこう


二度とない人生だから

のぼる日しずむ日 まるい月かけてゆく月

四季それぞれの 星々の光にふれて

わがこころを あらいきよめてゆこう


二度とない人生だから

戦争のない世の 実現に努力し

そういう詩を 一篇でも多く作ってゆこう

わたしが死んだら あとをついでくれる

若い人たちのために

この大願を書きつづけてゆこう










いつからか

わかりませんが


大好きな言葉に「風のように」があります




そして

わたし自身が

風のように

いられたら  と

途方もない願いを

帰りの機内で思ったのでした




残りの人生

あと何年かはわかりませんが


風のように


わたしなりの

風のように…で

生かされていけたらと願い


8年前の

真民先生の作品たちに
抱きしめられた
あの
感無量の思い

忘れません


振り返れば9年前
暑い暑い夏の日
円覚寺にて開催されたたイベントが
最初のご縁でした。

かたいかたい塊を抱えていたわたしが
少しずつ

老師様の法話や
著書
坐禅
布薩

素晴らしい智慧と出会いました

さまざまな方々のお話しも拝聴しました



この身に落とし込みながら

時に
怠け者にもなりました



今年に入り
硬い塊がわたしの内側でマックスを迎えました


言葉でない
…たくさんのエールがありました
シンクロニシティが日々起きました

数えきれない程の
気付きが瞬間瞬間ありました

今このタイミングなんだと確信しました



硬い塊があっても
なくなっても
どちらでもいいのです

あんなにも
嫌で嫌で排除したかった
この塊があったおかげで

智慧を知るきっかけとなりました
学ぶ事へ繋がりました

これは大きな感謝です

もう排除はしません



天地いっぱいに
浮かび光輝くすべて

あの塊も
天地いっぱいの中に抱かれている
そう思えます
塊も
光輝いているのです


ありがとうございます

感謝いたします





ではまた
風の庵
あなた様が健やかでありますように♡