[アイ……ライフ…ユー…。。]
焼けたアスファルトに流行りの鉛雨が降り
香ばしい香りに寄せられて
昼夜から酒が進むが
夢か幻に吐くぐらいなら呑むな
酒が濁り泣くと 亡き心友に言われれば
涙ながらに
それしか
このカラダの透明化を唯一止める方法が分からない
私も気づいた時には罪と蒸発している
消えるんだ真っ白な詩(うた)と共に
雨に色があるなら
それは多分アイツの涙色だろう
静かに罪の重りを担ってここまで来た
償い?そんな安っぽい言葉では足りない
このカラダの涙は何処まで続くのだろう?
多分、何処まででも続くのだろう
鏡を見て弱い自分が映る
生きてきた証 生き続ける為の証
自信の過度の成り行き
独り静かに遠くから気づかないフリをして
I (アイ)は……愛は何処まで行っても哀なのだろう
明日の天気さえも知らない……
それこそアイ…ライフ……ユーである
さて今宵の言葉遊びも終いに
ご機嫌よう
八神 八竜