詩 [風の舌触り] [風の舌触り] 故人は囁くように人は無常の世の中を彷徨っているだけと故人よ、亡き友よお前の理屈が世の常ではない柔らかたい定義で優しくセカイを堕とすか故人よ、友人よカタチ無きなろうと まだ私に囁くかお前の理屈が 亡き理屈が風の舌触りとなり お前の気配をくばる故人よ、亡き友よ、私も沙羅双樹を感じ また逢えるよう一つとして もっとずっと光を浴びて邁進して ココに堕ちるように飛翔する朝焼けの中風の舌触りによりよろしくご機嫌よう八神 八竜