向上心と探究心を忘れずに

進化の過程を歩んでゆきたい

自由意志の旅人

銀河_奈美です。

 

 

帰省

今年の2月初旬。

 

新型コロナウィルスが蔓延する前に

98歳の祖母が他界した。

 

今夏は新盆。

祖母の地元の言葉で言うと

初のだな

 

県境を跨いでの移動が憚られる中で

当初の予定通り

祖母の眠る地へやって来た。

 

母は一足先にやって来て

家の清掃やらお墓の掃除やらを

せっせとやってくれていた。

 

ここは単線列車の終着駅で

秘境の駅としてTVで紹介されたこともある土地。

 

地域の中の住民のほとんどが顔見知り。

地元の人なのか

県外の人なのか

地元人には一目でわかる。

 

私自身は県外の人間で

地元の人々とはほとんど接触がない。

 

しかし母は祖母の介護のために

10年以上

毎月3週間ほどこちらに滞在していたので

ほぼ地元の人間のように接してもらっている。

まぁ、もともと母の実家なので

ご近所に同級生やら

親戚やらがわらわらいるし

違和感はないんだろうな

といった感じだ。

 

母のおかげで

玄関におかしなビラが投げ込まれることもなく

白い目で見られることもなく

私は初のだなの手伝いにやって来れている。

ありがたい。

 

そしてこの時期に

東京から来ている母や私を

嫌な顔をせずに迎え入れてくれているこの地元の方々の

懐の深さに感謝の気持ちが溢れます。

 

本当にありがとうございます。

 

おかげで祖母の初のだなが無事に執り行えます。

 

 

 

交通量

この町は

もともと人口密度が低いので

窓の外を見ても道ゆく人はほとんど見かけない。

今時期は暑いということもあるかもしれない。

 

朝ゴミ捨てに行く人を見かけるくらいだ。

 

家の目の前の道路はバス通りになっているので

この町の中でも交通量の多いほうだが

ここ2〜3日の滞在期間では

多くの車両が通過する音をさほど聞かない。

 

基準が東京になっていること自体が

おかしいのかもしれないが

何しろここはとても長閑で

特別意識をしなくても

「ソーシャルディスタンス」を保つ空間は充分にある。

 

今日は初のだな当日。

同じ町内で初のだなに該当する家が

うちを含めて4件あるらしい。

 

昨日まで静かだった道路が

今日は朝から騒がしい。

 

初のだなの家巡り(?)(表現が不適切だったらごめんなさい)をするために

朝9時を過ぎた辺りから

町の人々が動き出す。

 

こちらに来てから最大の交通量。

それも12時を過ぎたらパタリと止んで

今はとても静かだ。

 

窓の外を見ても

人も通らなければ

車も通らない。

 

みんなお昼休憩をしているのだろう。

我々も一息入れることにした。

 

先ほどから道路を往来する車が

徐々に増え始めて来たように思う。

 

午後の巡礼(?)(表現が不適切だったらごめんなさい)が始まったのかな?

我々も祖母を慕ってくれている方、

祖母がお世話になった方をお迎えする準備を整えよう。

 

暖かく迎えてくれている

この町の人々に感謝をして。

 

 

 

今日踏み出した一歩が

未来のあなたを輝かせます。

自由意志の旅人

銀河_奈美でした。

 

 

いつもありがとうございます。