瞑想好きかもしれないことに

最近気が付いた

銀河_奈美です。

 

1段目 座禅

実家の近くに

小川寺(ショウセンジ)というお寺がある。

大晦日には除夜の鐘を突かせてくれる。

 

なんのタイミングだったか忘れたけれど

早朝坐禅会なるものが開催されていたため

気まぐれに参加してみた。

もう15年以上前の話。

 

姿勢

あぐらでも正座でも良い

ただしだらしなく寝そべることは禁止。

 

4本の手の指を軽くとじ

手のひらを上にした状態で

右手を下に

左手を上にして

四指の部分だけを重ねる。

それぞれの指が

平行になるように。

 

親指と親指の先端を軽くつけて

輪を作る。

 

手で作った輪の中に

仏様が入っているイメージをする。

 

その仏様が入った両の手を

自分の腹のあたりに落ち着かせる。

 

あぐらをかいている人ならば

ちょうど足の裏の組まれている位置。

 

正座をしている人ならば

腿の上。

 

手の中の仏様を潰さないように

程よく力を抜いて

背筋を伸ばす。

 

半眼

目は開かず閉じず

半眼。

 

自分のまぶたの裏を見ると同時に

1メートル先の畳の目を見る。

 

あちらの世界と

こちらの世界を

両方見つめる。

 

呼吸

鼻からゆっくり吸って

口からゆっくり出す。

 

音は立てずにゆっくりと。

 

腹式呼吸でも

胸式呼吸でも構わない。

 

 

説法

この状態が作られたところで

住職さん(?)の説法が始まった。

 

半眼と

呼吸と

仏様の入った手を

キープすることで必死で

住職さんの説法はほとんど覚えていない。

 

それだけ雑念が

取り払われていたということか??

 

正座で座禅をしていたら

痺れて立てなくなっていた。

 

私は結局

一番最後に小川寺を後にした。

 

2段階目の瞑想に出会うまで

この方法で瞑想をしていた。

 

ま、半年に1回ぐらい

やれば良い方だったけどね。