マトリックス的世界 | カウンセラー しんのブログ

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神奈川県藤沢市辻堂で心理カウンセラーをしています。僕が日々感じていることを、時間のあるときに、ゆる~く書き連ねていこうと思います。

10日位前だったか、よく通る道路沿いのコンビニの明りが消え、駐車スペースにロープが張られ、何事かと思い店内を注視してみると白いビニールっぽいスーツに全身を包んで細長い棒状のホースを手に持った複数の人、あの光景は目に焼き付いています、新型コロナを発症した人が出て営業を停止し店内を消毒している人達。
アウトブレイクという昔観た映画とか、あとその他のパニック映画でしか見た事のなかった光景が目の前で現実に起こっている、現実、リアル、映画みたいにリアルな光景。
SFで描かれる光景は、それは人が考えだした未来像なのだから、いつかはそうなる可能性がとても大きい、SFで描かれた世界観を現実にして、そのファンタジーを現実にする、そのようにしてリアルを掴み取る。
パニック映画で描かれる光景というのは、既に現実に世界のどこかで起きている事に焦点をあてて多少のデフォルメはあったとしても、それを僕らにまざまざと見せつける、実際に世界のどこかで起きているリアル。
映画や小説の中で紹介されるリアル、ただそれは僕らにとって遠い、世界のどこかで起きている事、もしかしたらこれはファンタジーと認識されてしまうのかもしれないですが、目の前で起きていない事は他人事と認識されてしまうそれは、自己愛の効果として。
映画みたいにリアル、パッと思い当たってしまう光景それはキアヌリーブス主演のマトリックス、コンピュータの熱源としてカプセルに寝かされて夢を見せられ続け一生を終える人間、多分これはこれで幸せな一生を安全に送る事が出来るのかもしれません、ただし、目を覚まして現実を認識してしまわない限りにおいて。
ただこの世界は、今の僕らの人生とそう大きな隔たりはないようにも思っていて、コンピュータの熱源として夢の人生を送らされているという現実界、その見せられているもしくは魅せられている夢というのは脳に直接入力され続けているデータで成立している、だからデータの世界という象徴界、そしてその効果としてそれぞれの人間がこれは現実であると考え違いさせられている想像界。
今の世の中、もうその片鱗は感じる事が可能になりつつありますね、フルダイブ型はいつ確立されるのでしょう、フルダイブ型のMMORPGとして。
このまま人間同士の接触が危険視され続けて自宅に籠る事が推奨され続けて、その中で尚コミュニケーションを渇望する時、フルダイブという科学は大きな喜びを僕らにもたらしてしまうのかとか思ったりもします。
もしそこに中毒性を混入させたら非日常は日常に容易く侵食してくる、それは自分の思い通りになる心地のよい日常なのか、行きつく先で待ち構えているのがはマトリックス的な世界観だったとしたら、ちょっと怖い。
そうはいいつつ、もしその光景を目の当たりにしたら、それこそ「映画みたいにリアル」とつぶやいてしまうのかもしれないと考えて鳥肌が立ちます。
ああそうだ、冒頭のコンビニ、再開したようです。